音声/音質の評価方法 第1回
この記事を書いたのは 山岡さん.
1. 音声評価/音質評価の必要性
音声評価 / 音質評価は多くの音声の研究において必要不可欠な作業です。
評価は、初めは人手によって行われることが多く、この作業によって集まったデータを基に、自分自身の声の特徴やあるサービスの音声・音質での数値化するのを助けてくれます。
数値化することにより、比較をすることが可能となり改善プロセスを回したり、生活の助けとなる可能性を秘めています。
2.評価方法
評価方法には主観的な評価と客観的な評価の2つが存在しています。本記事では特に主観的評価を取り上げます。
主観的評価は、実際に音声を聞いたり会話した時の品質心理評価に基づいて評価する技術です。Userが直接的に評価することから、品質評価の基本となる技術です。
主観的評価にも様々な方法が存在しています。
一対比較法
MOS
等価Q値換算法
3.今後の展開
このシリーズでは主観的評価について説明していきながら、音声の評価に課題についても触れていければと考えています。
第2回では、一対比較法について解説していきます。