絵の事。今までとか、現在の。
こんにちは熊谷です。
最近、私は絵を描いてます。
描くことはどこか感情の発散でもあり、ダンスとかお芝居に通ずるものがある。音楽を聴くと映像のように物語が見えてくるんだけど、それを形にする時もあれば、何も考えずに筆をうごかしてみてそこから広げていったり、夢に出てきたみたこともない生物を描いたり、ゆるいキャラクターみたいなイラスト描く時もあれば、繊細に細かい絵を描いてみたり、他人からお願いされた場合は、イメージを聞く。絵を見た人がどういう気持ちになってほしいのか、それに近いものを見せてもらい何を感じたのかききだす。そして互いのイメージを擦り合わせて描き出していく。始めに書いたけど、お芝居の作り方にも似ているなっておもった。イメージを頭にすり込んで、それに近い作品を見て感じていく。覚えるんじゃなくて、イメージをすりこんでいく。
PMDではじめてアニメーションの絵をかかせてもらったことがある。
『のら猫』という作品
宮嶋風花監督とPoetic Mica Dropsのコラボ作品の一つだ。
こんなにもたくさん絵を描いたのははじめてで、宮嶋監督から届いた絵コンテ見た時にはすごい量の絵の数になりそうだなって内心ビビっていた。それに、絵を描くことは久しぶりで、指先が鈍ってるし不安もワクワクも入り混じったスタートだ。
まずは、描く事のストレッチみたいなかんじで絵を描いてみる作業。それから、届いた絵コンテをみながらクロッキー帳に自分の絵を描いていく。鉛筆で下書き。これは楽しい。
全体の流れが描けたら、次はiPadminiでSketches Proというアプリで絵を描いていった。これがまた慣れなくて、ペンは正規のものではなく大変癖があるタッチだし、画面は小さいわ、何度も手の側面が画面にあたり変なところに線が入ったりで滑らかに作業が進まず、ストレス緩和の為に専用の手袋を買ったり、iPadの角度がしっくりこずで専用のスタンドを買ってみたり、はじめはいろんなことに慣れる作業だった。アプリの使い方も慣れてきて、、、とまぁ思い出だせば大変だったこともあり、その分完成したときの達成感はシャンパンで乾杯しちゃう夜でした。
PMDの茂野さんも小鳥子ちゃんも監督の宮嶋ちゃんもみんなバラバラのところでそれぞれ仕事もしながら、対面で会うことなく進められて完成した映像作品。まだまだたくさんのひとにみていただきたい。
そして今はキッチンカーの内装の絵を描いている。
これは創作ユニットとして発足しました『ズ工』(zukou) で製作していて、私は中のペイントを担当した。
このキッチンカーで4月22.23日に茨城県で開催される、『結いのおと』https://www.yuinote.jp/ に京都の北大路にある『資珈琲』と出店する。初めてのイベント出店。私たちは何か食べ物つくるかもしれないし、作らないかもしれない。
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