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【ポエミカ新作制作①】音楽 Demo A
ポエトリー・リーディング・ユニットPoetic Mica Drops音担当茂野です。
7月16日の記事で、新作アルバム制作開始について少し書きました。
早速、音が浮かんできたので曲にしてみました。
「音楽 Demo A」まだ詩も朗読もありませんが、音楽から作り始める一つの作品として、制作工程を公開していこうと思います。
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庭に生きる小さな生命体
ここしばらく東京を離れ、地方にある第2アトリエに来ています。
庭を散策する毎日です。感じるのは、日の出と日の入りという繰り返しの中で、少しずつ変化していく生命体、植物たちの強さと儚さです。
見つめていると、音が聴こえてくるような感覚があります。
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音楽 Demo A
映画音楽の制作では、物語のシーンに合わせて音楽を考えていきますが、ポエトリー・リーディングの場合は、詩の朗読を乗せることを前提に作ります。
先に出来ていた詩と朗読に後から音楽を付けることもありますが、今回のように音楽を先に作ることもあります。
庭を歩きながら生まれてきた曲は、同じフレーズを繰り返しながら少しずつ変化していく形になっています。
実はこれ、とても朗読を乗せやすい形なのです。主メロの印象が強すぎると、言葉よりも音楽が目立ってしまい、詩が伝わりにくい作品になったりすることがあります。
先ずは、ピアノだけで演奏したバージョンをここでお聴かせいたします。
YouTubeでの公開となりますが、映像は前後のタイトル以外、大きく変化することのない白い紙にしてあります。音だけを聴いて何かを感じてもらえたら嬉しいです。
ポエトリー・リーディング作品が生まれるとき
この曲を聴いて、詩人・草間小鳥子がどんな詩を書くのか、その詩を俳優・熊谷弥香がどんな表現で読むのか、とても楽しみです。
詩と朗読から受ける印象で、音楽もまた作り変えいくところが出てくるでしょう。ピアノ以外の楽器を足していくかもしれません。
試行錯誤を経て出来上がっていくPoetic Mica Dropsのアルバム収録曲、ポエトリー・リーディング作品、次はいつになるかお約束できませんが、この先も制作工程公開していこうと思います。
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