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おわかれ と はじまり

こんにちは。今週の担当は熊谷です。
10月になりましたね
二桁になるといよいよ次の年が目の前にあるような気がします
9月は作陶に力を入れるつもりが、10年以上連れ添ったうさぎのしらたまが天に行き、落ち着いたと思いきや、高熱にかかり1週間思うように動けず、ようやくいつも通りの心身にもどれた頃に10月がすぐ目の前でした。

わたしにとってしらたまの存在はデカく、意思疎通がそんなにとれるタイプの動物ではないけども、25歳のわたしと出会い、東京での友人とのいろんな思い出と、切磋琢磨した芸能生活から結婚し京都でもたくさんの人たちに出会い笑い、今までのしらたまを思うと同時にたくさんの人たちの顔が走馬灯のように次から次へと浮かんできました。それくらい刺激の多かった10年9ヶ月。それを共にしたのは、親でもなく夫でもなくしらたまだったのだと気づきました。

相棒のひつじ

最後はわたしの腕の中で息を引き取っていきました。この"ショック"は人生で初めてくらいの大きさでした。自分でも聞いたことのない鳴き声は家中に響き、猫たちをびっくりさせたんじゃないかと思います。本当のショックとはこういう事なのかと衝撃でした。おかげで見た目にはわからないけれど、髪の毛が一気に減ってしまいました。はえてくるかなぁ〜。

小さい頃のぼうろとおばあちゃんしらたま
くるみが3ヶ月の頃から一緒なので
少し耳の長い猫と思われてたとおもいます
興味なさそうだけどちかくにいるきなこ
よくしらたまの頭をペロっとしてくれてたごま

猫たちとも仲良くとは言わないけど、互いに存在はいつもかんじていたとおもいます。
しらたまが動かなくなってから、みんな1匹づつ匂いを嗅ぎにきて、みんなお決まりのようにチョンっと触っていきました。これが動物同士での確認の仕方なのかもしれません。
そんな光景を眺めながら、一夜をみんなで共に過ごし、長いであろう京都の残暑はもう酷なので、次の日には穴掘りうさぎのであるしらたまをズの森の涼しい土の中へ還すことにしましま。一緒に過ごせたらいいなと思っていたズの森を少し案内してから、ピンクに咲いたサルスベリの花と共に静かな永い眠りについてもらいました。
お世話になった皆さま本当にありがとうございました◎

聖護院だいこんとしらたま

さてさて!風邪もしっかり治ったところで、作陶の開始です。ざっくりとしたイメージだけは頭に出来ていて、ひたすらそれらを形にしてみる作業です。昨日は素焼きするためにいくつか作品を窯にいれました。

小さい窯なので入れるのに限りがあります

初めての個展は植木鉢がほとんどになるのではないかとおもってます。他には、ティーポッドとカップ。わたしの中で"癒し"が裏テーマにあるとおもいます。

最近読んでいる「庭仕事の真髄」という本の中で、癒しについていろんな方面から書かれています。
その他にも、面白い文面があったのでひとつ

『「起因となる喜び」は一時的なもの、ガーデニングは穏やかに進行する。ある活動を繰り返し行う事で、新しい基本理念を自分に編み込むことが出来た。』

今わたしは、ゆっくりと編み込んでいっているとおもいました。
みなさんはどう感じますか?

作陶の他に、チラシを作ったり、宣伝文面考えたり、知人が音楽を作っているので一曲送っていただきそれで遊んでみたり(当日流すかもしれません)、PMDでも何か一曲あったら面白いなぁと考えています。繰り返し流せるような、時たまわたしが呟いてるような何か音楽。

12月5日-9日  京都にて
場所など詳細はまた後日お知らせします◎

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