『チャイナタウンに行きたい』
どこまでも僕についてくる
チャイナタウンに今度行きたい
何にも考えずに
ただふらっとタピオカミルクティーみたいに
チャイナタウンに足を踏み入れたい
今までずっと近くにあったけれど
今までずっと足を踏み込まなかったラビリンス
チャイナタウンは不思議と街に溶け込んでどこまでも続いている
チャイナタウンは僕がどれだけ
逃げてもやっぱり
どこまでも僕についてくる
憎めないチャイナタウン
盲目の占い師の店の横に
ピンクネオンのマッサージ店があって
その前の通りで
犬が泡を吹いて倒れてた
0時過ぎにはそれを中華鍋で炒めて
客に振る舞うような
あの異様な熱気に包まれたチャイナタウンに行きたい
▲▲▲あとがき▲▲▲
昔、Chinatownでよく遊んでいました。そのChinatownにはクラブがあったからです。クラブで遊んだ後に裏手にある24時間営業の中華飯店に行き友達と適当な中華を食べました。大して美味しくなかったし、実際何があの中に入っていたのでしょうか。若い頃は何も気にしていませんでした。