副作用の恐ろしさとリスク管理
健康番組などで〇〇によい食べ物として紹介されたとたん、スーパーでは即完売となる現象はいままでもよくあったが、体内に取り入れるものにはアレルギーや副作用を起こすリスクもある。今話題のうがい薬も入手困難だが、私にとっては絶対勝ってはいけないものの一つだ。
ポビドンヨードの消毒薬は、うがい、きずの消毒などに使われる。子供の頃、のどの炎症がある時に、耳鼻科でヨードの消毒薬をのどに塗られたあと、のどが焼けただれたような痛みがでた。子供だったので、なにもわからずその痛みにひたすら耐えた。その後も何度も耳鼻科のお世話になったが、のどに塗る薬はとても痛いもので、治るためには我慢するものだと思っていた。
大きくなってやっと「その薬を塗るととても痛い」ということをドクターに伝えることができたが、多少しみるのはしょうがないと言われた。元々の炎症の痛みより十倍くらいに痛くなるし、呼吸も荒くなるのだけど、耐えるしかなかった。
ヨードアレルギーだとわかったのは、ずいぶん年月がたってからのことだった。
お菓子作りの最中、オーブンから焼けたお菓子を取り出そうとて、腕にやけどを負い大慌てで皮膚科へ。患部をヨード製剤で消毒、処置してもらい、しばらくすると患部がものすごく痛みだした。しかも患部のまわりが真っ赤に腫れあがっていた。翌朝までひどい痛みに耐え、再び皮膚科に行くとドクターから「ヨードアレルギーがあるならはじめに言わないとだめですよ」と言われ、やっとそういうアレルギーがあるんだとわかった。
なんにでも自分の体に合う・合わないはあるし、使い方を間違えると体に悪影響を及ぼすこともある。特に薬は、買う前に注意事項を読むことは必須。自分の健康を守れるのは自分だけだから。
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