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不調は忘れると治ることがある

数年前、目が覚めると指先がびりびりするしびれに悩まされたことがある。整形外科へいってもよくならず、鍼治療を続けていた。多少よくなっても完治しないまま何か月もたっていた。
気分転換に2週間、北欧へ旅することにした。コーヒーの消費量で上位の北欧3か国で、カフェ巡りをしようというのが目的のひとつ。大好きな旅行、カフェ巡り、美しい自然、、、毎日楽しくてワクワクしながら旅をしていた。
ある日、気づいた、”手のしびれがまったくない”ってことに。

それまでは、治療の前に、”今日も目が覚めたら手がしびれていた”という言葉を何度も言っていたし、明け方眠りが浅くなると、またしびれて目が覚めるのかな、と思いながら寝ていたこともある。度々気にすることで、”目覚めは手がしびれる”という暗示を自分にかけていたのかもしれないと気づいた。

旅行中は、寝る前は、「明日はどこから回ろうかな」とワクワクして眠り、目が覚めると「今日も楽しもう」と明るい気分で始まる。手がしびれることを忘れていた。
病は気から…。自分の暗示で不調を作り出さないようにしよう。

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