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【自由律詩】僕が生きる理由

太陽が降る日や
雨の煌めきの日

そんな日を 君に捧げたい


闇の中の灯りや
風の中の停止線

そんな日を君に捧げたい


もし この過ぎ行く日々が
記憶に 留められるものならば

もし この愛の日々が
体に 刻み込まれるものならば


すべての愛を 君に捧ぐ
すべての日々を 君に捧ぐ


日々 平穏に過ごすだけならば
生きてゆく意味はどこにあるのか

日々 戦いに明け暮れるだけならば
心を忘れてしまったのはいつからなのか

ともに歩く日々に
ともに生きる日々に
そこにだけ 愛があるから


君と話す何気ない会話や
君と観るいつものテレビが

時々 とても愛おしく

僕が僕であるためには
僕の生きてゆく理由が

時々 悲しむ段になって
そこで僕は気づく
この世に君がいることに

そこで僕は気づく
君を愛しているということに

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