恋愛において本当に大切なこと
こんにちは!
もうすぐクリスマスですね。
私はクリスマスの雰囲気が大好きです。
今年のクリスマスは会社の気の知れたおじ様方と
ゴルフに行く予定です。
私の予定がないことを察して誘って頂きました。
私は今まで”シングル”に対して
誰にも選んでもらえない可哀想な人って
イメージを持っていましたが、
今は自分の人生を誰と過ごしたいか
どのように生きたいかを
考える時間だと思えるようになった。
そういう時間は生きていく上で間違いなくあった方がいい。
私は今年大好きだった彼氏と別れてから
恋愛についての本を沢山読みました。
そしてついに本当に必要としていたものを見つけたんです。
”なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか”
-二村ヒトシ-
今までなぜ私の恋愛がうまくいかなかったのか、
やっと腑に落ちる理由を知ることができました。
ネットで要約を読むでもいい、立ち読みでもいい、
恋愛に悩んでいる方にはぜひ一度読んで頂きたいです。
世の中にはなぜか冷めた人、淡白な人、ひどいことを言ってくる人、
そんな人ばかりを好きになってしまう女性がいます。
好きと言ってくれる人には興味が持てない。
関係が安定してくると
愛してくれる人からの愛を感じ取れなくなる。
私もまさにそんな人間です。
結論から言うと全ては
”自己受容ができていない”ことが原因でした。
まず”自己受容ができていない”ということは
ありのままの自分という存在そのもの、
自分から湧き出る自然な感情を
認めることができていない状態のこと。
突然ですが私は自分が好きです。
いつもまっすぐ一生懸命生きていると自負しているからです。
ですが
”何かに一生懸命な自分が好き”
”自分磨きを頑張る自分が好き”
”自分を高めようと奮闘する自分が好き”
それは逆に言うと”ありのままの自分が嫌い”ということになります。
これは自己受容ではなく、ナルシシズムなんです。
自己受容が”自分への愛”であるならナルシシズムは”自分への恋”。
自己受容していない人ほどナルシシズムが強い。
自分に惚れているけど愛してはいないんです。
そして恋愛にもそれが影響します。
それは恋愛を辛くしてしまう原因の一つで、
心の底では”自分は女として人間として価値が低いんじゃないか”
と思っていることにあります。
また、ひどいことを言ったり平気で傷つけてくる相手自身も
自己受容ができておらず心にそれなりの穴がいています。
パートナーを傷つけることによってその穴を埋めているんです。
似たもの同士なんですよね。
”類は友を呼ぶ”です。
プライドが高いこともナルシシズムの一種で、
自己受容していない人が弱い自分を守るために
ナルシシズムを強くする。
ダメ出しをしてくる男性を好きになってしまうような
自分に自信がない女性はそんな男性に
男らしさや頼りがいを感じてしまいます。
痛いところをズバズバ言い当ててくれる男性に対し、
”私のことを理解してくれている”なんて思い込む。
周りから見ればただの女を傷つけるだけの男だったとしても。
そんな彼から優しくされれば舞い上がり夢中になって中毒状態。
私に興味があるから色々言ってくれていると思いがちですが、
実際には興味があるのではなく
彼女を自分に都合のいいように変えたいだけだったりする。
必要な愛のムチなんてないんです。
自己受容ができていない女性に限っては
”恋は盲目”なのではなく見ようとしない。
核心には触れず薄々気づいているのに目を背け、向き合わない。
侮辱されたのに彼が謝ってくれなくても許してしまったり、
肉体的、精神的暴力を受け続けたり。
”こんな彼を支えられるのは私だけ”
”こんな彼を変えられるのは私だけ”
と思ってしまう。
そういう女性は傷つけられることでしか恋愛をしているという実感を
得られなくなってしまっているのかもしれない。
耐えることが愛ではないことなんて重々わかっているのに。
自己受容ができるようになるとナルシシズムにとらわれず
自分のことも相手のこともちゃんと見えてきます。
自分には最低限”何が必要なのか”がわかるので、
他人にも自分にも求めすぎないでいられるんです。
そして相手が何をして欲しいのかも理解でき、
自然と手をさしのべることができます。
それも相手に必要な分だけで余計なことはしなくなる。
だから人からも愛されるようになります。
そして好意を向けてくれる異性からの気持ちを
素直に受け取ることができるようになります。
肩書き、容姿、年収などではなく
相手が”どんな人なのか”をしっかり
見ることができるようになります。
(最低限の容姿やちゃんと働いているかは大事ですが。笑)
それは愛と優しさを与えてくれるような
本来一緒にいるべき相手と
良い関係を築けるようになる第一歩だと思います。
これって理想的な状態だと思いませんか、、、?
最後に、私が幸せを遠ざけてしまっていたもう一つの理由です。
それは”今よりもっと幸せになりたい”と願い続けていたから。
”いい女になっていつか出会うはずの
『私が好きな理想の男性』から愛される。そこから幸せは始まる”
と思っていた。
自分の気に入らない部分を受け入れられず
”理想の彼の隣にいる未来の自分”に憧れているだけでした。
そのような考えのまま恋している場合、
その男性が私を愛さないでいる限り
彼は私の中で理想の男性であり続けます。
つまり私は自分の”理想とする男性像”を
実在する”自分を愛してくれない男性たち”に投影しているだけだった。
”その彼と一緒にいる未来の自分”を求めつづけるナルシシズムが
私を苦しめていた犯人だったんです。
結局のところ、恋愛がうまくいかない真犯人は自分でした。
自分の考え方はその運命を引き寄せる。
言い換えれば運命は考え方で決まります。
自分の運命は自分もち。
兎にも角にも愛してくれない相手にかける時間や労力など
人生においては百害あって一利なし。
恋をすると女性は綺麗になると言いますが、
自己受容できていない女性は恋をすることでダメになっていきます。
私と同じような思いを抱えている方は
まずは自分を受け入れてあげることから始めていきましょう。
人の気持ちは必ず変わり状況も必ず変わる。
悪い時が続かないように良い時も続きません。
自分がコントロールできないことに精神をすり減らすくらいなら
ありのままの自分を受け入れて楽しく幸せに生きた方が
よっぽど自分の人生を生きていると言えます。
自分を大切にしていきましょう。
The most exciting, challenging and significant relationship of all is the one you have with yourself.And if you find someone to love the you that you love, well, that’s just fabulous.
最も楽しくて、難しくて、大事な関係。それは自分自身と築く関係。
自分が心底好きだと思える自分を、同じくらい好きと言ってくれる人と出会えたらそれは本当に素晴らしいこと
キャリー・ブラッドショー
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