あたたかいと冷たいの狭間で、心を整えていくこと。
今日は寒かったですね。
朝ふとんから出るのに一苦労しました。
まだ秋のはずだけど、着実に冬の足音を感じます。
こんなに寒いと部屋の外へ出るのも少し躊躇う。
あたたかい場所は本能的に居たくなるから。
心もどこかまどろむから。
だけど、ずっとあたたかい場所にはいられない。
時には冷たい海のような底にまでいかなきゃいけない時もある。一度まどろんだ心を固めて、冷たい世界へ飛び込んでいく。自分の体力と折り合いをつけて深く深く研ぎ澄ませていく。
そして、時間になったらあたたかい岸辺へまた戻っていく。また、あのあたたかさを感じに、休まりに一心不乱に歩んでいく。
その寒暖差がたまにしんどい時がある
居心地のいい場所から離れるのはつらい。
一度は緩めた心をまたきつく縛り直すのはとても一苦労だし、体力がいる。
そんな日々を重ねていくうちに気づいたら大人になるのかもしれない。いつのまにか調整が上手になって、いつでも冷たい場所へも一瞬でいけるのかも。
それが成長なのかもしれない。
だけど、たまに上手くできない時ってやっぱりあるよ。昨日あまりにも嬉しい事があったり、優しい日々を貰ったり。そういう時は次の日ちょっとぐずつきます。
それでもいい。少しずつ整えて、あたたかいも冷たいもどっちもいいよって言えるような生き方をしていきたいなって思います。
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