『お休みの過ごし方』 てくてく通信+🎈 #18
こんにちは、英会話Oneのただともこです。読む瞑想マガジンへようこそ。
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あなたの毎日の底に静かで気持ちのいい音楽が流れますように。
お休みは楽し
お休みをいただきました。とっても楽しかったです。ありがとうございました。
今日は、お休みの話をします。
ノルウェーでは、年間8週間お休みが取れます。大体誰でも取れるそうです。私のホスト弟は漁場で働いていますが、普通にこれだけ休むといっていました。6週間、夏にとって、2週間クリスマス休み(1週間)に使うのが一般的といいます。そんなに休んだら、夏、人が減っちゃうんじゃないかなと私は心配するのですが、そんなことはどこへやら、その質問自体が私のホスト姉にとっては?のようで、「心配ないよ、何言ってるの」と言います。ほんとうは、どういう仕組みでこれが動いているのか、私も知りたいです。Risaさん確かめてきてください。(ゴールデンウィークとシルバーウィークはありません)
これが少し南に下がってベルギーに行くと6週間になります。フランスで4週間と聞きました。アメリカに行くと2週間とるのが必至だそうです。お国柄です。どこの国でも、資本主義やアメリカや日本の時間にかまわずずっと働く波に押されて、だんだん休暇時間は短くなっているようです。それでも、人生を楽しむのが人生さという考えは、まだ根強いです。
ノルウェーに住んでいて、ひしひし感じるのは、ここに住むと、自然が大きすぎて、ちょっと力を抜くと死んでしまいそうだということ。必然的に、隣の人とのネットワークをよくして、死ぬ前にしたいことをするようになります。生活はシンプルになって、欲に合理的です。欲とは「生きたい」欲です。ちゃんと食べたい、ちゃんと寝たい、ちゃんと着たい、ちゃんと生きたい。
8週間もお休みがあって、彼らは何をするの?と思うかもしれません。でも、休みなのは彼らだけではないのです。いろんな人が休みです。旅行にも確かに行くのですが、私の知っている限り多くの時間は、家の中で過ごされます。家の外壁のペンキを自分で塗りなおしたり、何年も使って、自分のおじいさんの家を改装して、自力で老後ハウスを作ったり、ガレージを設計して頼んで新築したり、散歩に行ったり、ご飯を食べたり、縁側で日向ぼっこしたり、コーヒーを飲んでみたり、テレビを見たり、ジョギングしたり、編み物したり、社交をしたりします。よく家族と過ごしています。そして時々友達と。
特に力が入って勉強している人というのは、あまり見たことがありません。彼らは、気軽にお休みを取るし、それが生きてるんだから、本来当たり前という感じでいます。老後まで待たなくたって、人生は始まっているのだから、大切な人と普通に生きることをしますよと彼らが言っているように聞こえます。
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