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ホグワーツに入学してみた

こんなに待ち遠しく感じることは久々だったと思う。
そう、今日はホグワーツ入学の日。
どの寮に入るのだろう。
そして、どんな冒険が待っているのだろう。
ある国家試験から帰ってきた日の夜、開放感と期待に包まれながら私の冒険はスタートした。

今回は息抜きにゲームのお話。
ホグワーツ・レガシーについて語ろうと思う。

別に魅力を延々と語る気はなく、個人的にこういう楽しみ方もできるよということを言いたい。映像美や城の素晴らしさは映像を見てもらうほうが断然分かりやすいからだ。

レイブンクローに組み分けされて、しばらくすると箒や魔法も使いこなすようになってきて、期待していた学校生活が送れると思っていた。でも、現実は甘くなかった。

ある日、いつもの通りセーブデータをロードすると、上下つなぎの白い下着姿にふざけた帽子と眼鏡を身に着けた男の子が現れた。周りの生徒は制服を着ている。どう見ても滑稽である。

私が設定した装備ではない。不在の間に、家族がいたずらしたことは明らかだった。笑いながら様子を見ている。気づいた後に装備を元に戻してもよかったのだが、その時はなんだか面倒だったので、そのまま進めてみることにした。

クエストでは各地の村を訪れる必要がある。屋台では薬の材料なども購入できて、店主は軽やかに挨拶してくれる。いつもなら。でも、この日は違った。嫌な顔をして、下着姿に嫌味を言われた。ここで私の変なセンサーが働いてしまった。別の村ではどうなんだろう。もっと言われたい。

結果、いろんな村で言われてしまった。そして、とても楽しかった。

作りこみがすごい。こういう姿でウロチョロするユーザーが一定数いることを見越していたのだろうか。今では、村人との会話やその内容の変化も楽しみの一つとなった。

そもそも楽しみ方というものに枠はない。こうすべきというものもない。最近のゲームは自由度も高い。無限大なのだ。このゲームがそう教えてくれた。

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