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サンムーンのストーリーはそれぞれのキャラクターに「太陽」「月」の役割が与えられているんじゃないか、なんて考えた。
ポケマスでリーリエ達の実装が決定されたり、アニメの新OPでサンムーンのキャラクターのカットインが入ったり、最近何かと再燃している「ポケットモンスター サンムーン」。
タイトル通り、そんなポケモンサンムーンのストーリーの考察をしたいと思います。
そして、トピックはこちらです。
『サンムーンのストーリーは、それぞれのキャラクターに「太陽」「月」の役割が与えられているんじゃないか』
では早速本題に入っていきます。
まず、ポケモンに限らず物語では、伝えたい「メッセージ」をキャラクターに背負わせることがよくあります。
一番わかりやすい例が、キャラクターに「正義」と「悪」を背負わせるものです。
たとえば、子供向けの様々なアニメを始めとする、正義の主人公が悪の組織を倒すストーリー。ア○パ○マンみたいなタイプです。
悪をやっつけた主人公は仲間や街の人から愛され、悪は主人公にコテンパにされ、嫌われる様子が描かれます。
これはいわゆる勧善懲悪と言うやつで、
物語全体のメッセージが「良いことをしなさい、悪いことをしたら懲らしめられるからやめなさい。」であることが分かります。
このように、キャラクターに何を託すかを読み取れば、そのストーリー全体を通して伝えたいことが明らかになるのではないか?
そこで、このポケモン サンムーンでは、
それぞれの1番大きいテーマである
「太陽」と「月」が、
それぞれの人間キャラにかぶせられているのではないかな、と考えつきました。
まず「太陽」と「月」がかぶせられているってどういうこと?となると思うのですが、
「太陽」とは
「昼」「明るさ」「前向き」「善」「ポジティブ」など、
「未来に向かってまっすぐ生きている」イメージだとすると
「月」とは「夜」「後ろ向き」「ネガティブ」「悪」など、
「何かが歪んでしまっている」イメージです。
登場するキャラが太陽or月どちらかに振り分けられると言うことです。
これが表すのは『キャラの性格の暗さ明るさ』ではなく、
『未来と物事に対する姿勢の違い』です。
さらにプラスして
1『物は太陽に照らされると光る』
2『夜はいずれ明けて昼になる』
この観点に着目してみると、サンムーンの物語のメッセージが、より高い解像度で理解できるのではないかと思いました。
この月と太陽、そして2つの法則を念頭に置いて、順番に考えていきたいと思います。
1 ストーリー
まず、手始めにサンムーンのストーリーを要約してみます。
① 11歳になり、島巡りの旅に出た主人公は、ほしぐもちゃんと呼ばれるポケモンを連れた不思議な女の子リーリエに出会う。
②島で行われる試練を乗り越え、行く先々で遭遇するギャング「スカル団」という悪党たちと戦った後、リーリエの母ルザミーネが、異なる世界のポケモン「ウルトラビースト」をこの世界に呼び出そうとしていることが分かる。
③ルザミーネはウルトラビーストの呼び出しに成功してしまい、アローラは混乱に陥るが、リーリエは母親の行動を止めるために、今までのリーリエから「がんばリーリエ」へと変化し、母親に正面から立ち向かう決意をする。そして、ウルトラビーストと合体して理性を失ってしまった母親の野望を阻止することに成功する。
こうしてみるとちょっと変だな、と感じた人もいるかもしれません。
改めてまとめると、サンムーンの物語は、
主人公ではなくリーリエにより重く着眼点が置かれているなどと、
歴代のポケモンの中でも異色のストーリーです。
このストーリーは、一体どんなメッセージをプレイヤーに伝えたかったのでしょうか。
そのことについて考えていくために、より詳しく人間構造に着目し、キャラクターを分解していきたいと思います。
まずは 物語に登場する主要なキャラクターたちを、先程説明した
太陽(昼)
月(夜)
そしてその中間である
「夜明け前」
三つの属性に分類していきたいと思います。
2 月と太陽でキャラクターを分解してみる
1 主人公たち
まず、主人公と友達のハウは、
太陽のキャラクターです。
主人公とハウはまだ11歳になったばかり、そして初めてのポケモンをもらい、島めぐりと言う人生初の冒険に目を輝かせている、まさしく「前向き」で「未来に対してひたむき」な子供たちです。
特にハウは象徴的です。
彼は、島キングのおじいさんを持ち、まだまだ彼にバトルでかなわないことやプレッシャーに悩みを抱えつつも、『明るく』『前向きに』ポケモン勝負を楽しみ、頑張っています。
「負けてもバトルは楽しい」とポジティブなところがあり、また健康的な日焼け肌である所からも、太陽らしい要素を持っているといえそうです。
さらにククイ博士も、そんな子供たちにロトム図鑑を託し、彼らを明るく送り出し、勇気づける、同じく太陽的存在と考えられます。
それから、旅で出会う島リーダーたちも太陽属性だと思われます。
太陽のキャラクターたちは、性格的明るさもあるものの、「困難・苦難を持ちつつも立ち向かう」パワーを持っている傾向がありそうです。
[まとめ ハウ 主人公は太陽的キャラクター]
2 ルザミーネ
サンムーンの最大のボスキャラであるルザミーネについて考えていきましょう。
表向きは、エーテル財団と言うポケモンの保護施設の長です。
しかし、次第に、人間やポケモンにとって非常に危険な、「ウルトラビースト」の存在に強く固執するようになり、異常な行動をとるようになります。
「愛したいものだけを愛し、自分に愛される気のないものはいらない」と言うのが彼女のテーマであり、ポケモンを氷漬けにして保存したりなど、狂気の側に触れていることは確かです。
さらに、自分の元を離れていったリーリエやグラジオに対しては「もう自分の子供ではない」と言う冷たい言葉を浴びせるなど、人間として血の通った部分が消失しているとさえ言えます。
まっすぐな太陽の主人公とは正反対に、
歪んでしまっている人物です。
これは先ほど定義した「月」のほうによく当てはまります。
(ビジュアルの白い肌や金色の髪も、どこか月を連想させるようなそんな気もしてしまいますが、それは少し置いておきます。)
彼女は自分の行為がアローラの人々、ひいては自分にも悪をもたらすことに気づいていません。また、目的の為なら人やポケモンを使い捨てにすることに対して何の疑問も持っていないような素振りを見せています。
ルザミーネは、この物語において1番強く「月」の要素を持っている人物と言えると考えられます。
3 グズマ
グズマはアローラにはびこる荒くれ者で、いわゆるギャング、ヤンキー集団のような「スカル団」を統率している若者です。
「破壊が人の形をしたようなもの」と言われ、あちこちで悪事を働いているなど、先ほど定義した月タイプであることが考えられます。
しかし、彼は根っからの悪人ではなく、どちらかと言うと「社会に絶望してグレた若者」という側面が大きく、
勝負で負けた後に衝動的に責めるのがポケモンではなく自分自身というように、思いやりのある側面も度々見受けられます。
グズマは、そんな根の良さを利用されたのか、ルザミーネと裏で協力を持ちかけられます。
しかし彼女の真の目的は伝えられておらず、ルザミーネにウルトラホールでは「もう必要がない」と捨てられてしまいます。
ルザミーネのような狂気に触れているわけではなさそうですが、
日々社会へのフラストレーションを爆発させ、
仕事に就かず悪事に勤しんでいるところなどから、
未来に希望を持って生きている太陽ではなく、月のキャラクターである事はやはり確かでしょう。
[まとめ ルザミーネ グズマは少しベクトルが違うものの、2人とも月のキャラクターである。]
4 きょうだい
リーリエ、グラジオは、ルザミーネのもとから抜け出してきた子供たちです。
彼らは「母親がウルトラビーストに執着し、おかしくなっている」と気づき、家を出ることを決めます。
ウルトラビーストはこの世の生き物ではありません。こちらの常識が通じないことは確かです。もしそんなものを研究所で召喚すれば、まず初めに母親に危害が及ぶ事は確かです。
彼らは幼いながら、母親の実行しようとしているウルトラホールによるウルトラビーストの召喚が、家族と、そしてアローラに大きな災厄をもたらすことに感づいていたのです。
だから彼らは母親の下から抜け出す際、母親の研究所から一匹ずつポケモンを盗んでいきました。
コスモッグとタイプヌルです。
リーリエの盗み出したほしぐもちゃん(コスモッグ)はウルトラホールを開けるために必要なポケモンです。
このコスモッグがいなければウルトラホールを開通させることはできません。コスモッグを母の手に渡らないようにすれば、母親の行動を阻止することができると考えたのです。
グラジオが盗み出したタイプヌルは、ウルトラビーストを倒すための兵器として作られたポケモンです。
もし母親が何らかの方法でウルトラホールを開くことに成功したとしても、タイプヌルがいれば、ウルトラビーストが母親たちに危害を加える前に、ウルトラビーストを倒すことができます。
彼らの目的は、母の「ウルトラホールを開通し、ウルトラビーストを呼び出す」と言う危険な行為を幼い彼らなりのやり方で阻止することでした。
コスモッグが母の手に渡らない限りは、ウルトラホールは開きません。
だからリーリエはククイ博士の研究所で匿われながら、ひたすらコスモッグを守ろうとします。
ヌルはウルトラビーストを倒すための協力の切り札になります。
だからグラジオはあえてスカル団の用心棒となり日銭を稼ぎ、ヌルと共に「いつか起こるかもしれない災厄」のためにひたすら強くなろうと修行をします。
一見バラバラに見えるきょうだいの行動の目的は一貫しています。
それは、
「自分なりの精一杯のやり方で、母を、自分の家族を守ること」
暖かく大人に見送られ、希望に満ちた旅に出かける主人公たちとは対照的に、子供ながら自分たちだけで大きな困難を抱え込んでいるのです。
そして、そんな中でも彼らは自分の信念を手放すまいと一生懸命です。
困難があっても強く立ち向かうと言うのは、太陽のキャラクターの傾向と先程述べました。
確かに彼らも、困難があってもめげず、自分の信じる道を精一杯自分なりに選びとっています。
しかし、彼らは、完全には太陽のキャラクターではありません。
特に、リーリエには「迷い」があるのです。
リーリエは母からもらった白いワンピースを着ています。
これは、ウルトラビーストに執着しているルザミーネが、ウツロイドに似せた格好として着せたものでした。
母からもらった服を着続けているのは、
母親と対峙するのを本心では恐れていることの現れと言えます。
豹変してしまった親の野望を阻止することは、主人公と同じ、11歳位の子供にはあまりにも大きすぎる苦難です。
だからこそリーリエには、母親への疑念や悲しみ、恐怖、戸惑いなどが振りきれていないのです。
主人公と会ったばかりのリーリエはいつもどこか不安そうな、怯えているような雰囲気です。
彼女は、自分の正義を貫く決心がまだできていないということです。
一見、自分の使命を受け止めているように見えるグラジオも、あえて自分をスカル団の悪の中に埋めてしまいます。
また、年齢相応の子供らしさがなく、極端に冷めている部分があったり、家族を守るために強くなる、と言う目的に深刻になってしまうあまり、勝負の勝ち負けにしか目がいかなくなってしまいます。
このように、きょうだいは、大きな苦難を前に揺れているのです。
つまり2人は、月ではないが太陽でもない、
ちょうど夜と昼の境目、
「夜明け前」、「薄明」「未明」にいる存在なのです。
[まとめ きょうだいは「夜明け前」の存在]
3 変化
しかし、ストーリーを進めた方なら分かる通り、
太陽のキャラクターを持つ主人公たちと、物語の中で交流をしていく中で、2人のきょうだいに変化が起こっていきます。
ククイ博士やバーネット博士はリーリエを助手として雇い、身を守り、そして元気づけます。
ハウは、年齢以上に重いものを背負い、勝敗にこだわり続けるグラジオに、「結果に関係なくポケモンバトルは楽しい」という自身の考えを伝えつづけます。
そして何より主人公は、ポケモンを身を呈して守り、どんな時も動じず、戦いの先頭に立ちます。
そしてここで、
1『物は太陽に照らされると光る』
最初に述べたこの2つの法則の 「その1 」 が登場します。
「物体が太陽に照らされ光る」ように、きょうだいは主人公たちの姿に光を受け取り、彼らの苦悩や迷いは旅を進めるごとに変化していくのです。
最初はいつもどこか不安そうで、どこか迷いのあったリーリエは、次第に精神的にも強く成長してゆき、
グラジオは強さだけをひたすら求めるあり方から、少しずつその態度が柔らかくなっていきます。
夜でもないけれど昼でもない、
でも確かに自分の大切なものを守ろうと、
光に向かって手を伸ばそうと、
必死でもがいている2人を、主人公達が勇気づけるのです。
特に顕著だったのは、リーリエの成長です。
リーリエの変化が一挙に立ち現れるのは、エーテルパラダイスでの場面です。
ルザミーネと再会したリーリエは、ルザミーネに「自分に歯向かったお前はもう私の子供ではない」と言い捨てられ、心が揺れ動きます。
正気を失ってしまった母に向き合うこと。
それに対する不安がついにここで顕在化してしまうのです。
しかし、彼女はいつまでも弱いままの、夜明け前の彼女ではありません。
ここで、
2『夜はいずれ明けて昼になる』
今度は、最初に説明した法則の「その2」が出てきます。
リーリエは、これまであった主人公との旅のことを思い出します。
主人公が、いつも身を呈してコスモッグを守ってくれたこと。
ぬしポケモンやスカル団など、強大な力に屈せず立ち向かっていたこと。
どんなことがあっても表情1つ変えず泰然と構えていたこと。
(歴代の中でもサンムーンの主人公は表情がほぼ変化せず、常に少しだけ笑っているような無表情なのは、「迷いのない」強さを分かりやすく表現したのかもしれません。)
はじめはは弱かったポケモン達も強く大きく成長していくこと。
そして、リーリエ自身も島リーダーを始めとするたくさんの人と出会い、交流を深めていったこと。
太陽である主人公に手を引かれ、その在り方に照らされ、勇気づけられ、彼女の中にあった「願い」はついに「決意」に変化を遂げます。
リーリエは一晩眠った後、
母親からもらった服を捨て、髪型を変え、新しいリーリエ、
「がんばリーリエ」として生まれ変わり、
今まではコスモッグを母親から引き離すことだけで精一杯だったリーリエが、
「親と子供と言う関係を超えて、間違っている事は間違っていると言う」
「逃げずに正面からルザミーネと対等に立ち向かう」
その覚悟を決めます。
つまり、『がんばリーリエ』に姿を変えるこのシーンとは、
太陽に照らされたものがその光を受けるように、
リーリエは主人公達の在り方に光を受け、
暗くて不安な「未明」の時期を乗り越えてついに、
『人生の夜明けを果たす』
まさしくそのことの象徴だったのです。
『人が人に影響され、変わり、そして自分の未来を切り開いていくこと。』
サンムーンのメッセージの真骨頂が、ここに顕現します。
4 月の正体
実は、ルザミーネは、本来は優しい母でした。それについてはリーリエの口から直接聞くことができます。雨の中映画の真似をして歌っていたら、一緒に歌ってくれたという幼い頃の思い出です。
そんなルザミーネが狂ってしまったのには訳があります。
それはウルトラホールに関わるある事件です。
事件の内容は詳しくは書かれていませんが、ウルトラホールの実験をしている最中に、何か悲しい出来事があり、そこからウルトラホールに執着するようになってしまったと言われています。
ちなみに、ポケリゾートを経営するモーンがルザミーネの夫だったと言う説があります。
ウルトラサンムーンでは、エーテルパラダイスに訪れたモーンに対し、ルザミーネは「エーテルパラダイスに来るのは初めてか」と問うシーンがあります。それに対してモーンは「初めてです」と答え、そのまま帰っていきました。
しかし、その様子を見ていたグラジオが『いいのか?』と意味深に問い、
それに対して『あのひとの笑顔とても素敵だったもの』
と答える様子を見ることができます。
このことから、ポケリゾートのモーンは、記憶喪失になってしまったルザミーネ の夫だった、という可能性は大いにありそうです。
ルザミーネは、夫とともにウルトラホールの研究をしていたと言う資料が残っています。
だとするとその「事件」とは、ウルトラホールに関連する実験の最中に、夫モーンがウルトラホールに吸い込まれ、行方不明になってしまったことなのかもしれません。
彼はしばらくウルトラホールをさまよったあと、記憶を失ってあの島に流れ着いたとも考えられます。
だとすると、ルザミーネは夫がいなくなってしまった悲しみがきっかけで、狂気に触れてしまったのかもしれません。
彼女はリーリエが言うように、雨の中一緒に歌ってくれるような、優しい母親です。
彼女の正体は、きっかけがあって歪んでしまったいい人、つまり月にならざるを得なかった太陽だったのかもしれません。
これについては、グズマも同じことがいえます。
グズマは、本来は島リーダーを目指す若者でしたが、その夢が叶う事はありませんでした。
そしてギャングへと道を外してしまい、スカル団を結成するのに至ります。
前も述べたように、負けた時に責めるのはポケモンではなく自分だったり、グズマは根は善人であることを表すような描写がたくさんあります。
また、狂気を持っていた頃のルザミーネに利用されてしまいますが、彼はルザミーネの本来の目的を知りませんでした。
利用されてしまった理由は、「誰かの役に立ちたかった、誰かに必要とされたかった」と言う理由だったのかもしれません。
彼も、本当は誰かのために、正しく自分の力を使えるような、そんな人間になりたかったのかもしれません。
グズマも、もともとは夢に向かって目を輝かせる若者だったのかもしれませんが、夢破れてしまったと言う点において、彼も元は太陽であった月だったのです。
理不尽に立ち向かい、それでも前を向いて生きることの難しさを考えると、同情的な視点でキャラクターを見ることができるようになっています。
5 未来へ
ルザミーネはウルトラビーストによる負傷の治療を行うことになり、
グズマは自分のバトルの腕を上げるための修行することになり、
リーリエは母親の治療の手立てを調べるため、
そしてグラジオは自分をさらに鍛えるために、カントーへ向かいます。
主人公と、旅と、ウルトラビーストに関わる今回の事件は、グズマをはじめとする関わった人々に少なからず影響を与えているようです。
そして、夜明けを果たしたきょうだいたちは、ルザミーネをはじめとして、また誰かに影響を与えることでしょう。
そうやって、誰かが誰かに光を与え、その人の人生が変わり、未来へ進んでいく「連鎖」が、ここから始まるかもしれない
というところで、物語は一度終わりを迎えます。
主人公達に影響され夜明けを果たした2人のきょうだいだけではなく、
それぞれが、また新しい未来に向かって、動き出していくのです。
総まとめ
登場人物を月と太陽に置き換えて考えてみると、サンムーンのストーリーは、『誰かが誰かの影響を受けて、自分の未来を切り開いていく』という『夜明け』の物語であることが分かりました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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