音の快・不快
息子のところの7ヶ月になる女孫が、ブーブー言うのがお気に入りらしい。
げんこつを半分口に入れた状態でブー、ブーとやると、いい感じにビビリ音がする。
音だけ聞いていたら、じいさんがブーーとやったみたいだ。
とてもリアルで区別がつかないほど。
赤ちゃんがブーブーいっているのは可愛くて、ずっと動画を見ていたくなる。
同じ音でも、おじさんがブーとやったら「ちょっとー!」と言いたくなる。
聞く側の気持ちしだいで、快い音に感じたり、不快な音に感じたりする。
勝手なものだ。
お隣のワンコがよく吠える。
静かにしたい時に吠え続けていると、うるさいなぁと思うことがある。
でも、何か作業なんかしてこちらがドタバタしていると、鳴いても気にならない日もある。
結局は、自分の気持ちや状況しだいってことなのかもしれない。
軒先に吊るした南部鉄の風鈴は、夜の間、洗濯バサミで短冊を留めて鳴らないようにしていた。
苦情があるといけないからというのと、深夜に鳴るのって怖い気がするから。
それより残暑ももうおしまい、風鈴は仕舞わなくちゃいけないな。
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