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青春の影

昨夜テレビで、TULIPのファイナルツアーを見た。

多感な時期に聞いた曲というのは、身体に染み込んで自分の一部になっているような感覚がある。

ラジオでよく聞いた「財津和夫の人生ゲーム」。
自分の部屋の机、財津さんの声が、ついこないだのように思い出される。

若いころはお金もなくて、好きな人の全部行くわけにもいかず、TULIPのライブは行った記憶がない。
それでもラジオやカセットテープでよく聴いたものだ。


好きな曲はたくさんある中で、『青春の影』はベスト3に入るだろう。

にもかかわらず!だ。

詞の意味がわからない😆

いや、わかるんだけど、最後のところでわからなくなる。

今日から君はただの女
今日から僕はただの男

そこ、どうとらえていいのかがわからないのに、勝手にグッときてしまう💧

ネットにあった財津さんの解説で、二人が共に生きていくことを歌っていると知り、そうだったのか!と納得して、また感動を新たにした。

20代で、ただの男とただの女と言えてしまうって、若いのに大人だ。


今日は高校の同窓会がある。

TULIPファンのあっちゃんも来る。
手紙のサインが、いつもチューリップのイラストだったあっちゃん、多分ファイナルツアーも行ったことだろう。

久しぶりに会って、そんな話を聞くのも楽しみだ。

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御手洗 育/暮らしのエッセイスト
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