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Photo by
waterripple
悲しんでいる人
noteで泣いている人がいた。
webなので実際は見ていないけれど、その人が目の前で泣いているようだった。
そんなとき私の心の中でおきることは、
少しでも元気になってほしい、という思い。
返信は要らないから、コメントだけしようと深夜に書いた。
10年余り前、黒ラブななを亡くし悲しくて泣いてばかりいたこと、でもそんな中でお調子者のななを思い出すと、泣きながら笑っちゃうことがあったこと。
数行書いてから消去した。
その人の悲しみを感じながら、自分のこと話してる自分に気づいて。
その状況にもよるけれど、悲しいときは泣くしかない…と思っている。
そこにいる私にできることがあるとしたら、悲しい気持ちを聴くことと寄り添うことくらいだ。
いいお天気の午後、あの人はどうしているだろう。
その記事が目に留まったのは、暮れに愛犬を亡くした知人がいて、その人と重なったからでもある。
松が明けたらメッセージをと思いながら、言葉をかけられずにいる。
彼女のインスタを見ると、すっかり元気なのか元気に振る舞っているのか、ある日を境にワンコのいない画像が続く。
10年経っても、帰宅したとき私はななに「ただいま」と言う。
愛猫をなくしたnoteの人も、白シバをなくした知人も、元気でいてほしいと遠くから祈っている。
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