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神様とつながる

日曜の朝、「今日、何(するの)?」と夫に尋ねると、
「原稿あるんやぁ…」と辛そうに言う
さらに「育先生のお力を借りたい」と。

ナントカ協会の会報に、年頭の挨拶を書かねばならないらしい。

そんなの誰も読まないから、文字数を満たせばそれでよくない?

しかしそうでもないらしく、「何か」を書かなくてはならないらしい。
1800字というと、挨拶だけでは埋まらないのもわかる。

そういえば去年、水神様のことを書いたことを思い出した。
結構上手に書けたやん?と思ったが、また今年も(今回書けば終わりらしいが)ネタがないという。

お正月の風物詩でも書けばいいよと言っていたら、テーマは「餅」になったらしい。

印刷所の都合を考えると、今日中に送らないと迷惑になる。
まるで読書感想文を書かせる8月31日の親の気分だ。

しかし総理大臣や知事って、どれだけ書くんだろう、あの年頭の挨拶。
でもいいよね、ライターがいる人は。
うちは自家製、手作りだもん。

去年書いた水神様を思い出す。
夫の実家の敷地には、ちょろちょろ水が湧いているところがあり、水神様を祀ってある。

元旦には家の主人が若水を汲む習慣がある。
義父が亡くなった後、義母はどうしているのだろう。

ところで、しばらく前にテレビを見ていたら、竹内まりやさんが出雲大社に参拝する様子が映っていた。

そこでハッとしたのは、参りかたの美しさだった。
柏手の打ちかたも音も美しくて、あんな風にできたらいいなと思った。

それもそのはず、竹内まりやさんのご実家は出雲大社の近くの老舗旅館で、大社との繋がりもあるようだ。


あまり信心深くない私だが、お正月は初詣に行く。
普段でも、そうだ氏神様行こ、今日は天神様に行こかと、ウォーキングをして参ることもある。
神様が好きだから。

その神様かAIが引き寄せたのか、数日前ふと目に留まったnoteがあった。

神職の桃虚さんが神様の本を上梓されたと知り、今日買って帰ろうと思っていた。
そこへ著者の桃虚さんから私のnoteに、初コメントをいただいて驚いた。


今日はこの本を読みつつ、歳神様のことを書いている夫の原稿につきあっている。

なんでしょう、この不思議な神様のサークル。

そこで一つお願いできるなら、今夜大河ドラマをゆったり見たいので、それまでに原稿できますように。

神様よろしくお頼申します。

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御手洗 育/暮らしのエッセイスト
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