やっと言えた

家では何でも言えて、怖いものなし。
一見かかあ天下のようだけれど、そんな妻にも言えないことはある。

隠しごとではなく、なかなか言い出せないことがあった。

夫には言えないけれど、カウンセラー仲間に話したことはあった。

みんな応援してくれた。

でもやっぱり他人でなく夫の反応は気になるところで、それが怖くて言えずにいた。

その一方で少しずつ準備は進んでいく。

週末、夫の仕事を手伝いながら、ポロッと自分の決意を話すことができた。

「そうか、がんばれよ」と夫は思った以上の受け止めだった。

ホッとした。

なんだ、これだけのことじゃないか。
何を心配してたんだ、私。

小さな胸の支えが取れた。

あとは自分がやるだけだ。

⭐︎

日曜日の夜、夫の原稿を待ちながらこたつでうとうとしてしまった。
夜中に目が覚めると、夫も夢の中だ。
テーブルにはA4のプリントが2枚。

頭をクリアにして、小一時間チェックして寝ることにした。
いつもより早く目覚め階下に行くと、夫は原稿の修正を終えたところだった。

そのご褒美にではないけれど、昨日は初めてエステに行った。
顔とデコルテを温めて、ヘッドマッサージもあって、リフレッシュできた。

ただ夜中３時からの労働が響き、顔のマッサージが始まったあたりから急に眠くなり、自分が覚えているだけで三度ほど、フガフガッと💧
さすがにイビキはかいてないと思うけど。

⭐︎

エステのおかげか、言えなかったことが言えたからか、心と身体がスッキリした。

あとは自分だ。