言ってみるもんだ
先日から思い出せないでいた小説のタイトルが判明した。
昨晩、仕事帰りに立ち寄った息子を見送りに出て、立ち話をしていたときのこと。
小説のタイトルが思い出せなくてモヤモヤするんだよね〜と話すと、息子が
「あ、たぶんそれ読んだよ」とポツリ。
その本をもう一度読みたかったんだけれど、誰かに貸したままらしく、家を探してもなかったことも話してくれた。
あれは娘が買ってきた本で、まさか息子が、さらに友達まで回っていたとは知らなかった。
登場人物のひとりが「ダフネ」であることと、他にいくつかの重要なポイントを息子が教えてくれた。
それだけでググればすぐヒットすると思うよと言って、息子は帰って行った。
すぐに言われたキーワードで調べてみると、知恵袋で何人もが調べていることもわかった。
なんだこれ、思い出せない人が私だけじゃなかったなんて。
ただ私の場合は、名前もキーワードも思い出せなかったからどうしようもないんだけど。
アパートに帰ったらしい息子からLINEが来た。
ちょうど私もタイトルがわかった瞬間だった。
自分では買わないタイプの本。
娘が薦めてくれたとき、絶対最後のページを見ちゃダメだよと言ったことを思い出した。
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