好きなものを、好きなままで
僕は1人で音楽を聴きながらぼーっとしたり、ただ空を見ながらなんでもないことを考えたりする時間がとても好きである。実は読書も好きらしい。
人の文章を読んだり、文章を書くこと、誰かの作品、ものづくりなど
僕は好きなことで溢れている。
でもそれに気づいたのはつい最近のこと。
小さい頃からサッカーをやっていて、学生の全てをサッカーに注いだと言っていいほど、毎日ボールを追いかけていた。小学生の卒業文集にもサッカー選手になって活躍することが夢だ!と下手くそな文字でデカデカと書いてあった。
高校に上がってからは周りには才能溢れる子ばかり、気づけばサッカー選手なんて夢は諦めていた。
サッカー選手を諦めたからといって、サッカーが嫌いになったわけではなく、社会人になってからも、休日や時間があればボールばっかり蹴っていた、そこそこ体力はあるので、社会人になって入ったサッカーチームでも結構活躍していた。サッカーを中心に生きていたから、それしかないのだと思っていた。
コロナウイルスの大流行によって、毎週行っていたサッカー、週末のサッカー観戦ができなくなった。そんな中でひたすら家テレビを見ながらお菓子を食べたり、特に何もしないという日が続いた。
サッカーを取り除いた自分は何にもないなと悲しくなったが、
案外一人の時間を楽しめているし、何か考え事をじっくりするのも苦じゃないなと感じていた。音楽を聴きながら、何気ない風景に頭で落書きしながら散歩したりするのが好きになった。よく通る甲子園球場くらいツタが生えまくったレストランの屋上の奥には宝物隠されてるだろうなー、とか
いつもくだらない妄想とか空想をしている自分がいた。
思い返せばいつもくだらないことばかり考えている。
それが自分が楽しいとは思わず、ついやっていたものだったのかもしれない
頭の中で浮かぶくだらないことを言葉や絵に書いてみたりする。
形にしてみると、自分自身かなり満足しているし、その作業をしていると心から満たされている状態になっていると感じた。
僕の頭で浮かんだものを形にする、その上で誰かが喜んでくれたら最高!
出てくるアイデアとかひたすらに紙に書いたりで楽しくて眠れない
こんなにワクワクするのは経験がないほどだった。
最近だと、「山を買って、秘密基地を作る」という作戦を考え始めたら、朝の3時ごろまで楽しすぎて構想を練っていた。
その影響で寝不足で数日間リズムを崩したのは反省。
大人になってからは落書きとか絵を書いたり、子供っぽいことをやると
「社会人なのに」「親なのに」とか、この社会でやるべきことにがんじがらめにされがちです。
それでも、
好きなものを好きなままで
「やりたいこと」を全力でやり、「人生はどんどん楽しくなる」ということを示していけたらいいな。