ぼくは、ぼくのままのぼくを、好きになりたかった。
僕は数年前まで鬱というものに苦しんでいた。
何か自分の衝撃的な出来事があったわけではなく、じわじわと自分の頭の中を埋めつくす、不安感や絶望感。
自分が自分じゃなくなって、自分という価値がわからなくなり、何をやってもうまくいかずに自分自身に絶望し続けた。とにかくこの世界から居なくなりたいと思い続けた。そんな毎日でした。
家族、友人、会社の人たちには本当に迷惑をかけた。
支えてくれた人たちがいたから、いまの僕があります。
あの頃の記憶とか経験、絶望し続けた日々を残せたらと思いま