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《作者》をプロファイリングしつつ、《カキモノ》を整理してみました

小学生時代の通知表の所見欄に、担任は違えど毎学年、異口同音(異筆同文か?)に、
「気が散りやすく、落ち着きがない」
と書かれていました。
「好奇心が旺盛」とか、保護者を喜ばせる《ポジティブな表現》を思いつかなかったのだろうか。

そんな悲しい生い立ちと関係あるのかどうか、noteを始めてから8カ月、投稿した記事を振り返れば、小説、童話、エッセイ、旅日記、滞米記録、英語関連、将棋関連、とかなり雑多です。
「note投稿記事を書くコツ」的な「note記事」を読むと、内容が多岐に渡る(=対象読者がしぼりきれていない)「note著者」の記事は《集客能力》が低いのだそうです。
そりゃ、そうだよね。
でも、そういう人間なんだから、しょうがないかな。

でも、せっかくクリエーターページを訪問していただいた読者のために、記事の整理を兼ねた《プロファイリング》を試み、固定記事として貼り付けようと思います。

つまり、ぬえの身は変わらねど、ぬえ全体をお見せする《場所》を作る、ということです。

まず、noteを始めた頃に、「森の童話」2作を掲載しました(↓)

その時点では他にいくつかアップしようと考えていたようですが、(noteとの付き合い方が良くわかっていなかったこともあり)PVが伸びず、開店休業になりました。
20代の頃、勤務先のクリスマス・パーティーにと頼まれて「サンタクロース秘話」的童話を書き、弦楽四重奏をバックに、美女が朗読したことがありました。
寿退社したその美女から10数年後に電話があり、ドキドキしながら用件を聞けば、くだんの童話が忘れられず、彼女のコミュニティーで再演したい、とのことでした。
その頃が、《童話作家》としてのピークだったのかもしれません。

その後、このマガジンには「おとぎばなし」として、「山」「海」「空」に住む動物たちの《寓話》を加えています。動物を題材とした《寓話》は、人間を描くより不自由なようで、実は、より自由なのではないか、と思っています。

noteに掲載している《小説》のほとんどは、短めの作品です。
まずは、20年ぐらい前に業界誌に連載していた、「エレクトロニック・ショート・ショート」からの抜粋を始めました(↓)

このショートショートは、《エレクトロニック・ショート・サーキット(ESC)社》が開発した商品のカタログ集になっています。
ESCの社是は、

人と人の心の軋轢を解決するための機械や装置を開発すること、そしてさらにその機械や装置が人間関係にもたらす、より深刻な諸問題を解決するため、さらに別の装置を開発する。

ということで、潜在的なニーズを深掘りしてヒット商品を産みますが、やがて副作用が顕在化します。その副作用を抑えるバージョンアップで利益を上げると、さらなる副作用が起きる、その連鎖……。

こうした《技術開発コメディ》は、作者が工学部出身で、ものづくり系企業に勤めていたことと、おそらくなんらかの関係があると思われます。

ここ数年、生体情報や生体模倣といったバイオがらみの商品開発で、同様のビジネスを展開しているのが、《バイオテック・ショート・サーキット(BSC)社》です。
こちらの会社もカタログ・マガジンを作って、noteに上げていますね(↓)

この会社の開発商品の中には、機密のベールに覆われているものの、某国の独裁者が愛用しているらしい、という黒い噂も流れています(↓)

また、《少子化対策の切り札》として注目されているスマホ・アプリ(《糸》シリーズ)もあります。これも、《社会問題の解決》から開発を始めながら、アプリ機能と顧客範囲を無制限に拡張して、大きな利益を上げようと企んでいるようです(↓)

子供の頃から漫才、落語、新喜劇、コメディドラマと《お笑い》が大好きで、書いている小説も、純文学系は脱落し、結局、20代の終わりには、《コメディ系》に収斂されていったようです。
読み物はもちろん、オンデマンド映画も《コメディ系》から検索するし、noteでも、《感想文》の対象は、もっぱら《コメディ》です。
ただ、マガジン「コメディ礼賛」中の記事は、《感想文》からかなり脱線しているものもありますね(↓)

一番新しい小説マガジンは、スーパーマーケットを舞台とするショートショート集です(↓)。レジでバイトする歩美あゆみの悩みを聞いてやってください。

国内の大学院修士課程を卒業して企業に入社したのは20代の半ばですが、30代半ばの3年余りを、再び米国の大学院で過ごすことになります。
日本とは違う専攻で勉強することになった日々を《再勉生活》と呼び、これも別の業界誌に連載したものを含め、少しずつアップしていこうと思います(↓)

ちょうど、「リカレント教育」だの、「学び直し」だの、最近よく耳にしますが、《再勉!》の方が、響きがいいと思いませんか?
(《採便》じゃないよ!)
《再勉生活》では、勉強の話は極力せずに、《異文化コミュニケーション》に重点を置きたいと思っています。

米国での生活によって英語力が向上した、と誤解されがちですが、家族連れだったこともあって、実はほとんど因果関係はありません。
そもそも20歳前後から語学、特に英語とドイツ語学習は趣味で、既定路線の理学部工学部には進学せず、ドイツ語ドイツ文学を専攻しようと転部願書を出したくらいです(点数が足りず、失敗!)。

まあしかし、帰国後も仕事で英語論文を読み書きしていたいきさつから、今も時折、技術英語の講師を務めます。
《日本人の英語》については、自分自身の数多あまたの失敗を含め、下記マガジンに、「中学英語の呪い」や「英語を《勉強》から《日常》にシフトするため、工学系の学生に《おススメ》していること」のシリーズで書いています(↓)

特に若い人たちに参考になれば幸いです。

最後に数が一番多い、《エッセイ》ですが、無名人の、かなり個人寄りの話に興味を持っていただけるのかは、作者にもわかっていません。
過去の《想い出》から考えたことなどを「晴旅雨筆」に、身の回りや旅など日常で想ったことなどを「街/山/家で★深読み」にまとめました(↓↓)

子供の頃は《探検家》になろうと本気で思っていたくらいで、10代の半ばから登山や野宿旅、国内外のユースホステル旅などに自由時間を使っていました。成人してからはさすがにホテルに泊まる旅が多くなりましたが。
このうち、《晴旅雨筆》《★深読み》から独立させた旅日記が、コロナに地球が襲われる半年前、《再勉》時代の親友と日本での教え子に招待してもらったトルコの旅です(↓)。

一番新しいマガジンが《新釈ことわざ辞典》。これも、古く学生時代に書き始めたもので、140字以内に収まるものは「つぶやき」モードで書き、それ以上のエッセイ風記事はマガジンに入れています。

「つぶやき」モードの作品は、マガジンに入れられないのが残念なところです。代表作をいくつか以下に:

《自己&マガジン&作品紹介》がかなり長文になりました。貴重なお時間をいただき、感謝します。

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