新宿西口で忘年会&遠足企画(街で★深読み)
昨年暮れの話になりますが、上京した(という表現、少々不愉快ですよね……なんで東京が『上』?)機会に高校の同級生3人と忘年会をしました。
友人その1が時々出かけるという西新宿の和食のお店『割烹 鷹』を予約してくれ、ものすごーく久しぶりに西口広場で待ち合わせました。
18歳で上京(この時はそんな気分かな?)した時、西口の地下道を抜けて空を見上げると、建設間もない三井ビルや住友ビルが高くそびえており、
「ひえーっ!」
と驚いたことは、今も強く記憶に残っています。
西口を出てすぐ、Happylemonというタピオカ屋さんの前で友人を待つと、若い金髪女性がマイクを持ち、Uruの『あなたがいることで』を歌っていた。
許可を得て動画を撮らせてもらったけど、Youtubeにありましたね。このヒトでした:
友人たちと会い、
「いやあ……最初に地下道抜けて住友の三角ビルを見上げた時はたまげたねえ」
など田舎者的昔話などしつつ、お店まで歩く。
この日は、私も含め♂2人♀2人というダブルデート的ミニ忘年会。私以外は首都圏住まい。
「今度上京(…いや、くどい)するけど……」
と連絡すれば、用がなければつき合ってくれる。
── ありがたいことです。
首都圏に住む彼らは、その他の高校同期メンバーを含め、年に何回か『遠足』を行っている。私もたまに参加します。
昨年6月は千葉市周辺がテーマで、今やジジイになり自宅に引き籠りがちの風太くんを動物園に訪ねたり、千葉港遊覧船に乗り、同船した妙齢女性のなぜかふんわりとしたワンピースが海風で捲れ上がり、おみ足がぎりぎりまで露わになるのをさりげなく鑑賞したりした。
「名古屋と東京の中間ということで企画した、大井川鉄道の旅は良かったね」
「コロナ前に行っておいて良かった」
「トルコ人研修生が旅館で働いていたなあ」
「そうそう、あのコ、オレがその後行く予定だった、チャナッカレの生まれだっていうんで驚いたよ」
「次はどこに行こうか?」
「アタシ、ペルーに行きたい!」
「遠すぎるだろ」
「オレはアメリカ赴任中にマチュピチュ行っちゃったし」
「いつも関東だから、今度は名古屋にしようか?」
「あ、今、日間賀島がいいらしいよ。冬はフグもタコも取れて美味しいんだって」
「へえ……フグって下関の方なんじゃないの?」
「あれも、最近じゃ日間賀島から持って行くんだって。ずっとクロコだったけど、自分のところで出すようにしたらしいよ」
「へえ、知らなかった。よし、行こう行こう……」
などとジジババの遠足計画は盛り上がり、ビールに日本酒、ハイボールとたらふく飲んでしまいました。