音楽にのせて恋愛を振り返る【10代、20代編】
「恋愛体質」なわたし
「恋愛体質」という言葉は、私のためにあると思う。
物心ついた時から、常に好きな人がいた。初恋のお相手は、幼稚園の時のゆうじくん。バレンタインデーの時に、母親と一緒に選んだチョコレートを渡したのもいい思い出。
みんなのとっておきな恋愛ソングはある?
私はたくさんある。
好きな人がいる時、好きな人が聴いている曲だったり、自分の好きな恋愛ソングを聴きながら好きな人のことを考えていることが多かったので、「ちゃんと好きだった人の中で、印象が強い人」には、それぞれ、テーマ曲みたいなものがある。
「ちゃんと好きだった人」というのも、私の好きはなかなか長続きしないのだ。私の記憶の中だと中学校の時から、常に好きな人がいた。すぐに人を好きになるけれど、すぐに好きじゃなくなったり、違う人を好きになるので、毎月のように好きな人が変わっていた。席替えで同じ班になって、一緒に給食を食べたり、グループ学習をしているとすぐ好きになってた。
私は、ちゃんと好きじゃないと付き合えないので、「ちゃんと好きだった人」は、お付き合いをした人全員だし、付き合えば付き合うほどどんどん好きになっていって、付き合い始めには120%だったすきがどんどん膨らんでいって、200%になることばっかりだった。数々の好きな人の中でも「印象が強い人」は何人か存在する。
その「ちゃんと好きだった人の中で印象の強い人」のテーマソングがあって、
今もiPhoneでランダムに曲を聴いている時、ふと、その曲が聞こえてくると、当時の胸がギューっとする思い出だったり、ふあふあとうすピンクであたまの中がお花畑で幸せだった気持ちが蘇ってくる。当時にタイムスリップしたみたいに。
高校生の時に好きだったYくん
当時高校生だった私は、同じクラスのYくんのことが好きだった。ちなみに、Yくんへの気持ちは私の片想いだった。
Yくんはなんとなく古着系なオシャレな雰囲気で、すごく目立つわけじゃないけれど、いつもひょうひょうとしている感じと、中性的な感じが話しやすくて、好きだった。毎日メールをしていて、当時はガラケーだったので、文末につけるのは絵文字がメインだったけど、Yくんは顔文字ばっかり使ってたのも印象的。
そんな彼のテーマソングはaiko。特に私は、「横顔」という曲が好きだった。毎週楽しみに見ていた、ホタルノヒカリという綾瀬はるかさん主演のドラマにもつかわれていた曲。
この曲を聴きながら、お風呂にジップロックに入れたガラケーを持ち込み、メールセンター問い合わせ(当時のメールは、メールセンターという場所で、たまにとまっていることがあって、問い合わせをすると、そこに溜まっていたメールを受信することができた。受信している時は、誰からきているかわからないため、メールきた!と思っても、メルマガでがっかりしたこともいっぱいあった)をしまくっていたけれど、返事がなかなか来なかった切ない気持ちを思い出す。
Yくんは、片思いだったから、すごく好きだったけど、切なかったんだよね。
aikoの曲ってなんでこんなに、胸の奥の深いところにぎゅんってくるんだろう。
aiko天才だね?
いつかライブに行きたいなあ。
それでは、聴いてください、「aikoで、横顔」
受験期に付き合ってたSくん
Sくんは、同じクラスの男子で、すごく頭がよくて、ハーフっぽい顔立ちの、学級員とかもやるようなタイプの子。誰からも好かれるような優しいSくんは、常にクラスの中心人物だった。
当時私は大学受験のために予備校に通っていて、その予備校で仲良くなった他校のJくんが好きだった。Jくんも頭が良くて、たまに勉強を教えてくれたり、一緒にサイゼリアでご飯を食べたりと、勝手にひとりで「私たち、いい感じだなあ。知らない人が見たら、カップルみたいに見えてるかなあ。」なんて思って嬉しくなっていた。あるときJくんに「好きなタイプは?」と尋ねると「大人っぽい子かな」と言われた私は、大人っぽい=すらっとしていて美しい人のイメージがあったので、メイクをし始めたり、ダイエットをして8キロ(!)痩せるなどしていた。Jくんと付き合えたらいいなあなんて夢見ていた時、同じ予備校の女の子に「ふゆりJくんのこと好きでしょ。私もなの。だから、一緒に頑張ろうね」と言われた。当時の私は(今も)同じ相手に対する恋愛を誰かと一緒に頑張るということがよくわからなかったし、ごたごたと揉めるのもめんどくさかったので、Jくんへの恋心は、心にそっとしまった。
ある日、きっかけは忘れてしまったのだけれど、なぜかSくんの自転車の後ろに私が乗ることになり、一緒に学校の近くのスタバに行き、バニラフラペチーノを奢ってもらうという出来事があった。一緒に来てくれた女友達は、確か、Sくんの漕ぐ自転車の隣で、走ってついてきてくれていた。すごくいいこ。当時の私は、スタバ=大人、フラペチーノ=高級品、という認識だったし、それをさらりと奢ってくれたSくんがすごく大人びてかっこよく見えていた。一緒にいた女友達に「私、Jくんのこと好きじゃなかったらSくんのこと好きになりそう(ちょろい)」と話していた。
そんなこんなで、かくかくしかじかあり、Sくんと両思いになり付き合うことになったのだが、ある冬の寒い日、Sくんの部屋で、いっしょにいると「聞かせたい曲があるんだ」と、イヤホンを片方貸してくれて、流してくれた曲が「西野カナのDear…」
なんていい歌詞なのでしょうか!!!
いつも一緒にいたい気持ちがギュンギュン伝わるね!!!
イントロだけで、心がキュンキュンする。
受験期で、いまは限られた時間しか一緒にいられないけれど
この先も何があっても、いっしょにいるよっていうきもちが伝わるね。
それでは、聴いてください。
「西野カナで、Dear…」
社会人になって付き合ったNくん
Nくんは、同じ職場で付き合ってた人。職場は同じだけど、担当する仕事は違っていて、私は転職してその職場に入ってすぐに、Nくんのことをみつけて「こんなにかっこよくておしゃれで可愛い人いるんだ」とびっくりした。職場の先輩が間に入ってくれて、なぜかNくんも私のことをよく思ってくれていて、幸いなことに
カップル成立となったわたしたち。
彼は当時社会人2年目だったけれど車を持っていて、しかもオープンカーで、すごかったなあって記憶がある。一緒に行ったドライブで、なんの曲がすきって話から、「これ、俺の好きな曲」って教えてくれたのが、「RADWIMPSのセプテンバーさん」付き合ったのがたしか夏のおわりかけくらいで、ちょうど季節ともバッチリだったんだよね。それから、毎日のように、セプテンバーさんを聞くようになって、他のRADの曲も聞くようになって、RADが好きになりました。当時はセプテンバーさんってい意味があまりわからなかったり、歌詞をじっくり聞かないで、なんとなくメロディーを聴いていたからかれが「今日セプテンバーさん(9月3日)だね」っていってくれた時、一瞬なんのことかわからなくて、わかんないけど彼がそういうなら、そうなんだろうなって思って、笑顔で「うん!いいね!」って返事した気がする。そうです、そのひは9月3日でした。
夏!!!!キラキラするよね!!!
花火とかさあ!一緒にアイス半分こしたり!
青春⭐︎
ずっといっしょにいたいよね。
曲の雰囲気もドライブにぴったりで、だいすき。
それでは、聴いてください。
「RADWIMPSで、セプテンバーさん」
付き合ったり別れたりまた付き合ったり別れたりいっぱいしたKくん
Kくんは、社会人になってからの恋人で、付き合ったり別れたり付き合ったり別れたり付き合ったり、、、何回もした。たぶんいっぱい傷つけたし、何度も傷つけられて、もう付き合ってるのしんどい、ってなるのに、嫌いになれなくて、またずるずるずるずる復縁をくりかえしていました。一緒にいる時は、もちろんすごく楽しくて、思い出もいっぱいあって。
そんな彼の思い出の曲は「Vaundyの踊り子」今ほどVaundyがこんなに人気じゃなくて、私は初めて聴いた時、「よくわかんないけど回ってるんだな」くらいに思ってたけど、聞けば聞くほどにハマっていった曲。かれは太陽みたいに明るい人で、ご機嫌だと変なダンスを踊る人だったから、タイトルもピッタリだね。
とぅるるる とぅるるる とぅるる ってところがすごくすき。
風になって軽やかに踊ってるかんじ。
それでは聴いてください。
「Vaundyで、踊り子」
おわりに
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
じつは途中で記事が消えてしまって、泣きそうになりながら、書いたので
完成できてとても嬉しいです。
こんなに長い文章を書いたのは初めてだったけれど
恋バナ大好き人間なので
楽しくかけました。
これからもいろんな音楽といっしょに
思い出を築いていきたいなあ。
音楽ってほんとに素敵だよね。
思い出を作ったり、気分をガラリと変えてくれる。
素敵な音楽を作ってくださる方々に感謝。
またね。
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