音楽の栞(2024年2月)
ねえ、2月、長くない……?
体感3ヶ月くらいあるのだけれど……?
不穏だった1月を無理やり振り切るかのように、けっこう忙しめ、そして疲れ気味な2月。
それがようやく終わるー!
倒れずに生き抜いたの、えらすぎ〜〜〜。
そんなわたしの2月を、音楽を軸に振り返っていきたい。
2月のプレイリスト
いろいろ聴きましたねえ。
星野源 - Orange (feat. MC. waka)/おともだち/Pop Virus (feat. MC. waka)
動画として載せるのは、"Pop Virus" で。
2月、なんといっても一大イベントは「オードリーのオールナイトニッポン in東京ドーム」だった。
でっかいラジオ、またとないお祭り、待ちに待ったハレの日。
この日をたのしみに待った日々、当日の配信で味わったとんでもない感動、そのあとの「ひとりじゃない」を確信できてからの日々。
すべてが宝物。
三浦大知 - OVER(アルバム)
三浦大知さん、存じ上げてはいたけれど、ちゃんと目が合ったのが今月だった。
テレビ番組で拝見した音楽への思いがすばらしくて、やっとちゃんと「出会った」2月。
2/14にリリースされた、7年ぶりという新アルバムがとーってもかっこよくて、何度も聴いている。
お気に入りは、『能動』『好きなだけ』。
SKY-HIさんのラジオで話されていた、「自分を溶かす」という話、かっこよかったなあ。
わたしが贔屓にしているアーティスト・高野洸さんがラジオで三浦大知さんの楽曲を流していらっしゃったのも、追い風になった気がする、そういえば。
長らく耳には入ってきてたはずなのに、今年やっと。
出会いはタイミングだねえ。
新東京 - NEO TOKYO METRO(アルバム)
今月よく聴いたアルバムがもうひとつ。
新東京の "NEO TOKYO METRO" がね、もーーーーーーうめーーーちゃくちゃかっこいいの。
全然詳しくないし、出会ったばかりだけど、「かっこいい」ってのは分かる。
頭から尻まで、順番どおりに、一息に聴きたい!!!!ってくらい好きなアルバム、久しぶりに出会った。
雨上がりの、枝々に雫がガラスのようにぶらさがってるキラキラした朝に聴いたこのアルバム、特によかったなあ。
高野洸 - Paradise
わたしの贔屓にしているアーティスト・高野洸さんの楽曲。
1/30のリリースから約1ヶ月にして、やっと感想を言語化できた。
頭からっぽにして聴いてもかっこいい曲だし、その意味を深ぼってあれこれ考えながら聴くのも味わい深い、スルメ曲。
長らく愛せる楽曲って、尻上がりにのめり込んでいくというか、初めて聴いた時にちょっとだけ「わからなさ」があるんだよなあ。
とてもたのしい体験をもらった曲。
でも自分のねちっこい愛に、引いてる。
ちゃんと距離をとって、白旗かかげながら両手あげて無防備な背中を向けておくんだぞ、と自分に言い聞かせてる。
十明 - 灰かぶり
EPが発売されたけど、何においてもこの曲に夢中だった。
冒頭の歌い出しから、「おっ」とわしづかみに。
喉のやわらかさと、歌声の色っぽさ、トラックのかっこよさ、歌詞の鋭さ、どれも好き。
SUKISHA - おうちであそぼう
今月、「結局このアーティストにたどり着く」というのが3人いた。
その1人めが、SUKISHAさん。
大好きなMichael Kanekoさんとコラボしてたなんて、知らなかった……なぜ出会わずにここまできたんだ……。
この他にも、"Blue in Green" とか、『釈迦の手のひら』とか、たまたま流れてきて「おっ」と思って見てみるとだいたいSUKISHA、という2月だった。
SHIN SAKIURA - bud
「結局このアーティストにたどり着く」の二人めはSHIN SAKIURAさん。
たまたま流れてきた曲を「おっ」と思ってみると、だいたいSHIN SAKIURAさん。
数年前からわたしのプレイリスト常連なのだけど、その熱がまったく冷めない、ずっと居る、いつもお世話になってます(?)。
"bud" は何度も聴いてるはずなのだけど、今月はやたらと聴きたくなったのだった。
2月に出たMashinomiさんの『マキシマイザー』ももれなくLOVEだ。
HYBS x SIRUP - I'm Blessed
「結局このアーティストにたどり着く」の3人めはSIRUPさん。
バンコクのデュオとコラボしたこの新曲、間違いなくかっこよくて。
HYBSは解散を発表していて、その最後のコラボにSIRUPを選んだのだとか。
ソウルフルで、ファンキーで、めちゃくちゃかっこいい曲。
2月、いろいろプレイリストをつくる中で結局SIRUPの曲にたどり着くな〜という瞬間がたくさんあった。
いつかライブ行きたい、絶対行きたい。
BASI - これだけで十分なのに (BASI REMIX)
わたしね、昨年あたりにサブスクでBASIさんのことを知って、「新曲出ないかな〜」って何も知らずに待ってたの。
でもね、もしかしたらもう新曲は聴けないかも、ライブもないかも、っていう情報を目の当たりにしたのが2月だった。
詳しくないなりに、ニワカなりに、けっこうショックで。
楽曲のことしか知らないけれど、ほんとにかっこよくて大好きです、これからも。
千葉雄喜 - チーム友達
2月、とーっても元気をもらったのが、『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』で。
おかえりー!と叫びたくなる、1年ぶりの「通常回」。
その中で紹介されてたのが、この『チーム友達』で。
源さんも、そのあとのANNで流してて、2月の代表曲。
『オードリーのオールナイトニッポンin東京』のテーマソング、源さんの『おともだち』にも通ずる、「友だち」がテーマの楽曲。
ダンスMVも含めて、アガる。
Jacob Collier - Bridge Over Troubled Water
ジェイコブ・コリアー、音楽を楽しんでて最高だし、楽曲がまじでかっこいい。
中でもこの新曲、ゴスペルが軸だと思うのだけど、ほんとうに耳が幸せで。
長い楽曲だけど何度も聴きたい、聴き足りない。
ゴスペル、生で聴いてみたいなあ。
Kitri - Sigh Sigh
まだMV出てないのね。
Kitriは、2020年あたりによく聴いていたのだけど久しぶりに出会ってみたら、この新曲が、んまーーーじでかっこいい。
脅威の12分、でも全く飽きない。
壮大でドラマチックで、演劇のようで、絵画のようで。
素晴らしい一曲。
目を閉じて、脳内に流れる風景に酔いしれながら聴き入っている。
CLAN QUEEN - 踊楽園
3年近く片思いしてる(そして一度フラれてる)人と3月に9ヶ月ぶりに会うので連絡をとっているのだけれど、その人が教えてくれたアーティスト。
そういうお墨つきを抜きにしても、めちゃくちゃかっこよくて度肝抜かれている。
かっこいい。
悔しいことに、その好きな人との思い出が結びついてしまいそうで、少し怖い。
シンプルに好きでいたいアーティスト。
Irma - House of Cards
インスタで流れてきて知ったアーティストなのだけど、この曲、あまりにかっこよくないか?!
シンプルなのに厚みがあって、何重にもグルーヴがあって、何度聴いてもシビれる。
まじかっけーーーーーー。
今一番ハマっている曲かも。
風 - 22才の別れ
父に「ギター教えて」が言えた2月。
まだチューニングしかできないけどギターを始めた、源さんのソングブックも買った、やる気だけはいっちょ前の2月。
フォーク世代の父に教えてもらったこの曲、かっこよくて聴いてた。
村下孝蔵のカバーも好き。
それにしても、父が張りきっていて困る、どんどん置いてくじゃん……。
Rachel Platten - Better Place
これ、トレーニング用のプレイリストで出会った曲なのだけど、この何とも言えないあたたかみというか、切なさというか、哀愁、フィナーレ感、たまらなく好きで。
またね、MVがいいんだわ。
いろんな愛がそこにあって、泣けてしまう。
今となればトレーニングそっちのけで、目をうるうるしながら聴く、大好きな曲。
清塚信也 - 春よ、来い(カバー)
この時期に毎年聴きたくなる曲が『春よ、来い』なのだけど、今年は清塚信也さんのカバーをしこたま聴いてる。
好き。
ただ好き。
疲れもあって、ピアノの曲をたくさん聴いた2月だった。
プレイリストづくりの2月
2月は、狂ったようにプレイリストをたくさんつくっていた。
それが結果的に、自己対話・気分転換・没頭、さらには推し活の時間となって、たくさんの気づきがあった。
たぶん一種の逃避だったのだと思う。
中でもお気に入りのプレイリストを記録しておこう。
しずむプレイリスト
大好きなピアノ曲を集めたプレイリスト。
疲れてる時・集中したい時はこれを聴いている。
大好きな曲ばかりで、逆にアガっちゃうから困る。
高野洸さんを聴くプレイリスト
これと、
これがお気に入り。
高野洸さんの楽曲を俯瞰して聴く好機となった。
5つのプレイリストをつくって、独特な推し活をたのしませてもらっている。
孤独を愛せた2月
漠然と「ひとりじゃないな」と思えた2月だった。
それは、源さんの言葉のひとつひとつ、贔屓にしているアーティストの楽曲、日々のラジオ、オードリーのラジオイベント、料理をたのしむ日々、仕事でかかわる人たちのおかげだった。
3月は、「リバイバル」とか「振り返り」の月になりそう、遡って整理したり確かめたりするような。
とにかく2月、お疲れ様でしたー!
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