キャラデザのお仕事をもらうには
ゲーム業界の花、キャラクターデザイン。
メインキャラデザインともなれば当然、ひとゲームに1人だけ選ばれることになります。
自分の作るキャラが動いて喋ってほしい!
1本のゲームになってほしい!
その希望を叶えるためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。
①描き上げる
拍子抜けかもしれませんね。
ですがこれ、意外とできてない人が多かったりします。
そして、とても大切なことです。
当然、キャラクターは描き上げたものを使うわけですので。
本読んで描いた気になってしまってる人、悩んで筆が止まったまま、未完成作品が山積みの人…。
なにはともあれ、まずは描き上げてみることからはじめましょう。
こちらについて【深掘り】記事を別に用意しました。
【深掘り】「イラストを描き上げた」という基準とは
より詳細で具体的な内容をご紹介しております。
②名声を上げる
いきなりハードル高そうなお題目。
実際、ハードルは高いのです。
名声と言っても、色々方法があります。
●イラスト投稿サイトでPVを上げる、またはランキングに乗り続ける
●SNSで注目を浴びる
●単発のイラストのお仕事で脚光を浴びる(アプリカード絵ランキング○位等)
つまり、
「不特定多数の人に、数字で見える形で、賞賛される」
という必要があります。
こちらも深掘り記事を用意しましたので、より具体的な内容はこちらをご拝読いただければ嬉しいです。
【深掘り】イラストで名声を上げるアルゴリズム
③色々描けることを知ってもらう
ゲームのキャラデザをする際には、色々描けなくてはならないです。
妙齢の美少女キャラだけだとツライ。
老若男女だけでなく、様々な世界観、材質感のものを描ききれることが重要です。
そして、自分はちゃんと色々描けるんだぞ!と世間様に知ってもらう必要があります。
美少女キャラ描いて名声を得つつ、たまには渋マッチョ重装備おじさまを描く!
等の塩梅で、たまに普段は自分が描くことのない他ジャンルの絵にも手を出してみると、良い効果を得られると思います。
EX: 色々描けるようになっておく
こちらは社内キャラデザを目指す人向けのお題目。
Q.キャラデザの人は、キャラ作ってる時間以外は何をしてるんでしょうか。
A.ほかにも色々描いてます!!
キャライラストは描きあげた後、
制作チーム内に共有→3Dやアニメーション、UIに組み込まれる等
されたりします。
そのため、キャライラストを描いてない時間も多いです。
逆にキャラしか描けない場合、キャラ以外のお仕事が回せないということに…。
そうなってくると、内製より外注イラストレーターのほうがお仕事任せやすいよね、となってしまいます。
色々描ききれる画力を普段から身につけておくことが重要です。
まとめ
正確に人体が描けることや構図が綺麗であること以前に、「魅力的に映る」とたくさんの人に感じてもらい、数字で評価されていることが重要です。
極端な話、人体や構図は、魅力を飾り付けるスパイスでしかありません。
魅力的なキャラクターとはなんぞや!等は、また次回以降掘り下げてみたいと思います。