イラストポートフォリオでページが足りない…!評価を下げない対応策
一生懸命準備したのに。ポートフォリオのページが規定通り、上手く収まるケースは少ないです。
増えすぎたならともかく、少なかった場合…血の気が引きますよね。
ポートフォリオに載せられるレベルのイラストを足りない枚数分だけ用意できないこともあります。
どういった対応を行えば、違和感なくポートフォリオのページを増やすことができるのでしょうか。
今回は、採用担当者に効果のある方法のみを抜粋してご紹介したいと思います。
①ラフを載せる
私が採用担当だった際、とくにキャラクターデザインの場合は租ラフを見たくなることが多かったです。
ラフは数バリエーションあるのか、1点ものなのか。どうしてこのデザインに決定したのかの形状的な意図等。
キャラクターの性格や特性、「●●のようなイメージを与えたくてこのデザインにしました」等はよく記載されていますが、デザインをより綿密に絞り込む際の苦悩こそが採用担当者が見たい点のひとつでもあります。
なので、そういったラフのためのページをメインのイラストに追加するのとで、ポートフォリオの質を高めつつ、ページを増やすことができます。
②シルエットデザインを載せる(判別できる作品限定)
キャラクターやデザイン制作物を真っ黒く塗りつぶして、シルエットだけでもキャラやデザインの判別がつくことをアピールする手法。
これをやっている方は本当に本当に少ないです。
そしてめちゃんこもったいないです。
例えば女の子キャラクターをたくさん用意した場合、髪型やスカートの長さ、ポージングがキャラクターの個性によって全く違いますよね。
これがシルエットだけでも判別つくかはとても重要な要素です。
ポートフォリオにシルエットデザインのページをちょっと入れるだけで、「そういう知識持ってますよー」というアピールを行うことができます。
③自分のイラストに対するSNSの良いコメントや名声を載せる
効果大です。1~2ページを目安に、載せられる評価のある方はぜひ載せましょう。
企業に入ってからも、顧客のお褒めのお言葉はとても重要です。社内の評価もお仕事の内容も、SNSの声ひとつでドカンと跳ねます。
そんなお声がすでに見知らぬ人からもらえる立場でしたら、それは強力な武器です。
自分のイラストへの評価であることがきちんと見えるようにスクショして、ポートフォリオに載せてしまいましょう。
④製品イメージを載せる
例えばゲーム画面の戦闘シーンを想定したページを作ってみたり、ゲームパッケージをイメージした商品画像ページを用意してみたり。
キャラクター・背景・モンスター・UI…自分の用意した作品の幅が多ければ多いほど、製品イメージ画像の質も飛躍的に向上します。
ちょっと恥ずかしいからと作ることを控える方が多いですが、もったいないです!
このページがあることで、1次選考落選予定→通過に変更となった方がいるほどです。
作品がそろっているようでしたら、ぜひ一度お試しをお勧めします。
まとめ
こちらの記事をすぐにお役立ていただける方は、まさにポートフォリオの佳境真っ最中の方かとお見受けします。本当にお疲れ様です。
こちらの記事で少しでもページ調整の足掛かりとなれば幸いです。
ポートフォリオ作成前やまだ序盤という方は、下記の記事もよろしければぜひご拝読ください。
※追記 ポートフォリオ関連の【深掘り】記事を掲載しました。
記事内容の特性上、ポートフォリオをこれから作るという方向けです。
あらかじめ本記事へ予告しておりましたが、ぶっちゃけています。
ご興味がありましたらぜひ、こちらも覗いてみてください。