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個人的によかった音楽6選【2022年塩谷的10大トピック③】
相変わらずSpotifyヘビーユーザーな私。聴く音楽の幅はそこそこ広いので、「何が好きなの?」と聞かれるといつも困ってしまう。
今回は、Spotifyの2022年よく聴いた曲プレイリストから、「あーそういえば随分聴いたな」と思う曲をご紹介していきます。
音楽の趣味はこんな感じですが、長唄三味線を一生懸命練習している今日この頃。
1.チャンプロード(MOROHA)
誰が何と言おうと大好きなラッパーとアコギの二人組・MOROHA。今年は武道館にはじまり、3回くらいライブに行った。
そんなMOROHAの新曲『チャンプロード』を、今年は擦り切れるほど聴いた。お仕事の大繁忙期でてんやわんやしてたとき、「天下獲る 絶対に獲る そう思わずして何故やれるんだ」というMCアフロの力強い声が何度背中を押してくれたことだろう。
どの楽曲も本当に素晴らしいけれど、今年はこの1曲で。
2.死ぬのがいいわ(藤井風)
何だかんだで藤井風。ピアノで弾き逃げする『丸の内サディスティック』の動画を昔見ていいなと思っていたら、いつの間にかメジャーデビューしていてびっくり。
今年なぜかよく聴いたのがこの曲だった。2020年のアルバムに入っていたので、新曲というわけでもなく。ちなみにこれ以外はほぼ聴いていない。
おしゃれでさらりとした曲調に乗って「あなたとこのままおサラバするよか 死ぬのがいいわ」という悲しみが綴られているところに、きっとそこまで傷ついてはいないんじゃないかしら、という余裕を感じさせるところが好きだった。藤井風は、歌詞が岡山弁というところもいい。
3.フライデイ・チャイナタウン(泰葉)
まるで詳しくはないけれど昔のシティポップも好きで、今年何度もリピートしたのがこちら。1981年リリースの楽曲。ということは自分の両親がまだ10代の時の曲なのか、とびっくりしたところ。
イントロがとてもクセになる。正直ダサいと思う。そのダサいのがとても良くて、クセになって何度も聴いてしまう。一方でサビのメロディーは伸びやかでかっこよくて、とても気持ちがいい。
4.サマージャム'95 - Cover(U-zhaan、環ROY、鎮座Dopeness)
そもそもをたどると、名前が怖いと思って近寄らなかったラッパーの鎮座Dopenessのフリースタイルが素晴らしすぎたところから始まった。フェス会場の近くの温泉に入ったよ、というゆるゆるの内容なのだけど、信じられないほどに良かった。
で、ご紹介する『サマージャム』は元はスチャダラパーの楽曲。それをU-zhaan、環ROY、鎮座Dopenessのアルバム『たのしみ』の中でカバーしていて、それがすごく好きだった。このアルバムの中の曲は全部好きで、本当は選びきれないのだけど。インドの打楽器”タブラ”に、柔らかく、かわいらしさを感じるようなラップが乗ってくる感じがとても良い。
特に、これを聴きながら登山に向かうのが大好きだった。“最高に自由気ままな夏”を過ごしている感じがした。多分夏じゃなくても聴く。
5.エジソン(水曜日のカンパネラ)
ボーカルが2代目になった水曜日のカンパネラ。初代のコムアイちゃんも好きだけど、2代目の詩羽ちゃんは妹的なかわいらしさがあってとても好き。
で、これといって明確な理由はないけど、聴いていて楽しいので『エジソン』はお気に入り。楽しい、に尽きると思う。しいて言えば「いや絶対来ると思うんだけどなぁ」の言い方が好き。あと、THE FIRST TAKEの動画もすごく良かった。
6.Midnight Marauders(SKRYU)
音楽を聞き流していて偶然流れてきた一曲。一目惚れならぬ“一聴き惚れ”だった、歌える系のラッパーSKRYU。
ノリがとても好き。けどそれ以上に、色っぽい歌い方をするのだけど、声が若いから大人っぽすぎないというところが、逆に色っぽくてがたまらなく好きだった。なんじゃそりゃ!笑
とにもかくにもお気に入り。