GotG3みてきた
特に何にもない垂れ流し感想会 ネタバレ有りです
フェーズ4まではほぼ完璧に観てきたMCUなんですけれども、一番好きな作品がGotGのリミックス。もう大好き。スキップしながらバチコリ見てきましたよ!就活の関係で公開してすぐ見にいけなかったので、残念ながら3Dとか4DとかDolbyとかで見れなかった。
実は、ジェームズ・ガン監督苦手だった
実は、ジェームズ・ガン監督がもともと苦手だった。特にスーサイドスクワットはみるのに大苦戦した。死ぬほど寝落ちするもんだから期間内に観切れずU-NEXTに何度も課金。恐る恐るみたGotGの第一弾も宇宙戦争やSF好きな私にしてはピシッと来なかった。
だが、リミックスがめちゃくちゃドストライクにいい作品だと思えて、そこからだいぶ克服できたかなと感じている。ホリデースペシャルも短いながらにまとまっていてお気に入りの作品だ。私なりの解釈だと、ジェームズ・ガン監督の魅力はズバリ、「シビアとコメディの絶妙な配分」。これに尽きる。そして、かなり丁寧なストーリー展開(特に急がない締め方)も監督の映画への愛を感じる点だ。
今回も前回のリミックスもこのシリーズを一貫して、作品のド真ん中にあるのは愛、家族愛。GotGは完全なるファミリー映画である。
今回はロケットに焦点を当てて作られた作品。アライグマなんていうクソ感情移入できない相手に対して10分おきにワンワン泣いてた。そして5分おき笑っていた。手足がロボット化したカワウソやウサギがでてくるのがかなり斬新だと感じた。今まで人間が一部ロボット化したり完全ロボ化したり、動物がしゃべったりなどはあったかが、動物を一部ロボ化するってめちゃくちゃやばくないか?ライラを見ていてほんとに痛々しかったと同時に、人間に感情移入することと同じように動物たちを観ることができた。
音楽:1970年代から2010年代まで
まずしょっぱな。レディオヘッドのクリープを歌うロケット。アライグマなのに歌詞とマッチして哀愁漂いすぎ、ヲレハ蛆虫。そう言いたいんですね。
序盤にハートのクレイジー・オン・ユーがかかった時点で爆上げ。この曲は確かソーシリーズにも使われていて、超大好きな曲なので胸アツで鼻ならしながら見てた。
日本人みなびっくりしたんじゃないかと思うのが、地球に似た惑星でのシーン。スクリーンから初音ミク(?)の声が聞こえたのだ。あと後調べれば、NHKで放送されていたアニメで使用された曲らしい。びっくりした。
ラスト、クイルもらったズーンでロケットが流した曲はフローレンス・アンド・ザ・マシーンのDog Days Are Over。残念ながら私の知らない曲。2008年の曲だった。「Dog Days(冴えない時期)はもう終わり。馬が駆けてくる音が聞こえるでしょう?」というサビの歌詞は、ロケットにぴったり。あんたこんな曲好きだったんだね。
この時点で、踊るグルートとロケットに涙が止まらなかった。
そして、ミッドクレジットシーンで流れるレッドボーンのCome And Get Your Love これを聞いて、あ、物語が一周したんだなと思った。きちんと巡って、ロケットのところまでたどり着いた。なんて綺麗なストーリー構成なんだろうと思った。
第一作公開から9年。ガーディアンズの戦いや成長をこの目で見届けられて本当に幸せだった。マジで別次元で起きている実際の話の様に、GotGはこんな私にさえ身近な作品であってくれた。ずっと寄り添ってくれた。
とどのつまり。ガーディアンズは永遠。
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