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【10秒で読める小説】信長の野望

フロイスが「この世は丸い」と説明すると信長は即座に理解した。
それどころか
「他の星にも人の如き生物が居るに違いない」
とまで言い出した。

「もし居たら、生捕りにしたいですか?」
「たわけ。交易するのじゃ」
「!」
ただの派手なマント男ではない、と敬服したフロイスに信長は言った。

「きゃつらのマントは南蛮のマントより派手じゃろて」

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