一人にならないと眠れない
ここ最近、知り合いが住んでいるシェアハウスに友達と一緒に泊まることが時々ある。
その度に、広い和室に、友達と横に並んで眠る。
その時にもよるが、大抵の場合、あまり深い眠りにつけないことが多い。
幼い頃から、誰かがいるところで眠るのが苦手だった。その場にいる全員が寝静まらないと眠れなかったし、それは家族と一緒にいるときも例外ではなかった。
基本的に、人への警戒心が強いんだろうなと思う。別に寝ている間に何かされることを警戒している訳では無いが、同じ空間内で、自分以外の人が起きて活動しているだけで、どこか落ち着かない部分があるんだと思う。
というのもありつつ、そもそも環境が変わると極端に眠りにくくなるというのもある。外泊先だと一人でもなかなか寝付けないことも多いし、昔から林間学校とかの行事でもちゃんと眠れていた記憶がほとんどない。
最近になって、睡眠の大切さに気付かされることが多い。眠ることは身体を休めることだけではなく、メンタルの安定にもかなり重要であることが分かってきた。
どんな場所でも、誰と一緒にいても満足に眠れるようになりたい…そのためには、自分の中の警戒心をほぐしていく必要があるのだろうが、どうすれば良いのか。
これは人が怖いという精神面の話というよりも、もはや身体レベル(つまり無意識)の話のように思う。最近、人への恐怖心は、実感としてはだいぶ薄れてきているが、まだまだ身体に染みついている部分が多い。
ちなみに、よく一緒に泊まるその友人は、誰かがそばにいたほうがよく眠れるらしい。このように、人によって全然違うのは面白いと思う。