PMS改善ヨガ感想2/生理痛が減りました
どんなタイミングからスタートしても効果が出るのかもしれないという期待が持てる感想が届きました!
PMSは生理の3~10日前から体や心に不調が表れることを指すので、生理が終わったタイミングからスタートして次の生理が来るまでの期間に効果を出すことが理想だと考えていたのですが、この方はまさに生理直前で初めて受講され、生理痛の改善が見られました。
「PMS改善」とうたっていますが、生理が始まってからの不調へもアプローチできるとあらためて感じたところです。
これまで提供してきた「リラックス」を味わうヨガクラスでは、全身くまなく動かしてほぐすことを意識した構成にしていたのですが、PMS改善に関しては特に「両脚」「骨盤まわり」に重点を置いた構成にしています。
血液やリンパのめぐりが悪くなりがちな下半身をスムーズにめぐらせることは日常生活では難しく、悪いものは重力に逆らえず下にたまりやすい。
だから自分が手をかけ、そして自らが動くことでその流れを「お手伝いしてあげる」という視点で体に向き合うことがプラスに働く要因だということを実感しています。
「産後は骨盤が歪む」
「産後は骨盤が開く」
なんとなく、それが体に良くないことだとはわかっていても、実際どうやって改善していけばいいのかわからないから、不調を感じながらもそのままになってしまっているという方も少なくありません。
〇生理前だから仕方ない
〇産後だから仕方ない
これが当たり前だから・・・みんなそうだから・・・と耐えている方が多いことを思うと1週間のうち1時間でも体を動かす機会を作ることができたらその先には「快適に過ごせるポジティブな時間」が待っているということを伝えていく必要があるのだと思っています。
「骨盤が開く」ということに関して言えば、「開いてしまっていることが悪」という認識が多く広まってしまっていますが、女性の骨盤は本来、1か月の生理周期と、24時間という周期に合わせて開いたり、閉じたりしています。
その周期に合わせてしっかり開く、閉じる、ができるのが理想です。
「骨盤が閉まっている」ことを目指すのではなく、開閉がスムーズにできる骨盤にしていくことが不調を改善するポイントになってきます。
楽に動ける体になることで、気持ちも軽やかになっていく。
痛みを感じるや時間が減ったら、同じ体をやすめるという時間も「苦痛を耐える」ではなくて「穏やかに過ごせる」ことに変わっていく。
もし鎮痛剤を飲んでいたとしたら、それをしなくてもよくなる可能性がある。
当たり前だった日常に、プラスの変化を起こせる可能性をより一層感じることができるありがたい感想でした。