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何のために役員報酬を削減するのか?
こんにちは。
元銀行員の「岩瀬 好史|財務コンサルタント」です。
現在は起業して、資金調達支援(リスケ交渉支援)・事業計画策定支援・伴走支援(財務コンサルティング)・経理事務代行などを行っています。
この記事では役員報酬を削減する目的についてお話ししています。
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役員報酬を削減する目的
①固定費の削減
役員報酬を削減することで固定費が下がり、損益分岐点や資金繰りが改善します。
②銀行からの協力を得る
追加融資やリスケを依頼するときに銀行の稟議書に書けるため、経営責任を果たすという意味で審査が通りやすくなります。
③従業員からの協力を得る
役員報酬の削減することで、何かあったときに責任を取れる人であることや、必ず業績を改善したいという本気度を伝えることができます。
不十分だと逆効果になることも
①固定費の削減額が足りない
足りない分を他の経費や売上の増加などでカバーすることになるため、無理な計画になりやすく社内にも負担がかかることが多いです。
②銀行からの協力を得られない
経営状況を正確に把握できていない、適切な判断ができないと思われ、信用を失うこともあります。
③従業員からの協力を得られない
企業全体のことよりも経営者個人のことを優先していると思われ、全社で協力して業績を改善させようという雰囲気が生まれにくくなります。
まとめ
役員報酬の削減は経営改善計画を作るときなどに必ず挙がる項目の一つですが、やり方次第で良くも悪くもなります。
どのくらいの削減額が適切なのか、いつ行ったら良いのかといったことは各企業の経営状況によって異なるため、自社の状況が気になる方はぜひご相談ください。
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