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急成長ベンチャー プラスワイズ・中川勇太社長に突撃! 起業のリアルに迫る【後半】
こんにちは!新潟・燕三条に拠点を構えるプラスワイズです。
プラスワイズでは、会社のミッションである「地方で一番多様性あるグループ」を目指し、社長や社員自ら新規事業を生み出し、多様な事業展開を行なっています。
このプラスワイズ情報局では、会社の理念や文化、そして起業やベンチャー企業への就職を目指す方々へのメッセージをお届けします。
今回は『急成長ベンチャー代表の中川社長に突撃!?起業のリアルに迫る【後半】』
「まず働くなら、東京の勢いのあるベンチャー。」
昔は、そういった考えを持っている方も多かったと思います。しかし今では、新潟にも、急成長を遂げる会社はあります。
新潟の急成長ベンチャーの一つとなったプラスワイズ。その創業者・社長である中川勇太の生い立ちをインタビューし、起業のリアルに迫りました。
前半のブログでは、中川社長の幼少期の頃から実際に創業するまでのリアルに迫りました。※今回は二部構成の【後半】のため【前半】を確認した上でお読みいただくことを推奨します。
地方ベンチャー創業の当時を振り返って
━━後半もどうぞよろしくお願いいたします!まず、起業当時についてですが当時の中川社長には不安や心配事はなかったんですか?
正直なかったですね。というのも、私は第二創業(親の会社である中川商店から生まれた)でもあるのである程度のリソースを確保した上で創業したからです。前半でも話した通りに中川商店の一部門として働いていた経験から「このまま行けば大丈夫」と自信をもって起業しました。
━━その自信は見事的中したんですね!起業したての頃の仕事はどのような様子だったんですか...?
そうですね。5月31日に法人登記をしてから8月に始めての採用があるまでは、一人でひたすら働いていました。1日の流れとしては8:00前に出社して、前日の夜からの発注状況を確認し、在庫をチェック。その後は、注文に対してのオペレーションをするということをひたすらやっていましたね。【前半】でもお話しした通りに夜中に家に帰って、お風呂に入るときに何度か溺れそうになったことも。(笑)
━━1日中仕事三昧の日々が続いたんですね。これぞ起業のリアル。。。ちなみに起業当時は、ビジョンやミッションなどはあったんですか?
結論、ありませんね。ちょっと先の目標は作りますが、3年後の数字目標とかも作ったことはありません。Excelとかで財務計画とか作るじゃないですか。あれ、分からないことを作っても意味がない気がして。ただ、それが全部正解かと言えばそうではないと思いますよ。
経営者の中でも大胆にビジョンを掲げて突き進むタイプと、私のように目の前の現状に対して全力で取り組んで数字を作っていくタイプがいると思います。
ただ、目の前のことだけかといったらそうでは無く、例えば月商100万円を達成しそうになったら次は、300万だ。だったり、適切な目標設定は行っていました。感覚ですけど(笑)
━━大変勉強になります!適切な目標設定と達成の繰り返しが急成長ベンチャーの要因なんですね。そのような感覚や、知見はどこで身に付けたのでしょうか?
基本的には現場や実際の実務の中で身に付けていきました。現場主義なもんで(笑)ただ、マーケティングにおいては前職でかなり経験を積んできましたので自信がありました。ただ、前職と利益構造がまるで異なるので、広告ノウハウは使えませんでしたが常に費用対効果を考えて、施策を行なっていましたね。
━━実際に動きながら学ぶことが中川社長のマインドセットなんですね!そういえば、前から気になっていましたが会社名の由来ってなんだったんですか?
プラスワイズ(PLUSY’S)の「Y」は、勇太の頭文字「Y」を取っています。また、英語の「’S」が〇〇のものという意味になるので、Y'Sに多くの人や物が加わってほしいという思いの元に命名しました。創業時はたった一人でしたが、年々新しい個性が加わり、ビジネスの可能性を広げてきました。現在では20名を超えるスタッフに囲まれ、関わる人も増え、「Y'S」ではなく、「みんな」の会社になっています。語呂もなかなかいいなと思いました。
━━そんな由来があったんですね、正に体現していますね。ここまで起業当初のことをお聞きしましたが、次は売上が上がり始めた時のことを深ぼらせてください!
当時の農業用品EC。ロゴも昔の仕様。
起業後の売上の急成長の裏側に迫る
━━起業後の始めての売上はどのくらいだったんですか?
法人登記が、5月31日で親の会社と決算日を合わせていただので9月にすぐに初めての決算がありました。1期目は赤字ではありましたが、そこからぐんぐんと伸びていって2期目では2億円を達成しました。
━━凄すぎますね。この伸び方は、想定していたんでしょうか?
8割程度は予測していましたが、想像は大きく超えていましたね。ただ、5億円位まではいけるとは踏んでいました。ただ、売上目標は前述の通りにほとんど作らずに作っても翌年分だったので今振り返るとびっくりしましたね。笑
━━この急成長の要因を中川社長はどう分析しているのでしょうか?
まず一つ目が、事業のポジショニングだと思います。この分野(農業用品をECで売る!)は、当時ブルーオーシャン領域でした。そのため、最初から売上5億円まではいけるビジネスだと予想できましたね。
二つ目は、組織のフェーズによって組織を上手く適応させられたことだと思います。最初は、私がリーダーシップを取って誰よりも働くことをしていましたが、売上が予想していた5億円を超え始めた頃から忙しくなり、数字を追えなくなってきました。
このタイミングでNo.2にバトンをうまく引き継ぎ、私はマネジメントに専念することが出来ました。これが結構重要で、組織を成長フェーズによって以下に適応させられるかも経営者の大きな仕事です。
「リーダーシップ」と「マネジメント」は違います。初期からある程度は、社長自ら誰よりも貪欲に先頭に立って仕事をしていきます。これが、リーダーシップですが、成長していくとこれは続きません。如何にマネジメントに自分の時間を使えるかが成長できるベンチャーかを分けると思います。
━━リーダーシップとマネジメント、これは就活生にも必要な視点ですね。経営者の方はよく、ヒト・モノ・ビジョンで迷うと言いますが、最も重要だと思う項目はなんですか?
これは、ヒト一択ですね。個人的には99.9%だと思います。結局、仕事は人と人が繋がって生まれるものですから如何にレベルの高い人と仕事ができるか、という視点を持っています。勿論、成果も変わってきます。また、起業してからの悩みは、9割方この悩みだったという経緯もありますね。
━━経営者ならではの考えですね。これは採用にも関わる内容だと思うので、次のセッションで詳しくお聞きします!
売上高が10億円を超えた際に開いた祝賀会での登壇風景
地方ベンチャー経営者が見据える未来とは
━━今後、達成したい大きな目標はどんなものがありますか?
「地方1多様性のある会社を創りたい。世界を席巻するブランドを創りたい」と考えています。決してトップダウンの経営方針ではなく、色々な人が集まって色々なことをしてって楽しいじゃないですか。これを多様性と考えています。
また、モノづくり・セールスのプライドとして自社製品を世界に繋げていきたいですね。今やっている事業の一つで海外貿易もありますから、日本・海外ともに認められるブランドを創り上げていきます。
━━地方1の多様性、自社ブランドの海外進出共に壮大なビジョンですね!これはをどのように達成していこうと考えていますか?
まず、人の採用に力を入れていきます。先述した通り、ヒトは大事なリソースなので社長である私が自ら動いて採用活動をしていきたいと考えています。また、ブランドについては新たな挑戦として4月に新ブランドを立ち上げようと企画しています。新ブランドについては、随時情報発信していくので楽しみにしていてください。
━━採用活動と新規ブランド立ち上げに力を入れるんですね!え、社長自らが採用ですか!どんな就活生に興味がありますか?
そうですね。私が前提として考えているのは、「アントレプレナーシップのある学生」ですね。本当のアントレプレナーはアントレプレナーを見つけられると考えているので。ただ、起業家というよりも事業家よりを考えています。企業内で新しい価値を創れるような人材にとても興味があります。
━━そうなんですね!確かに前々から積極的な学生と関わっていらっしゃいましたね。最後に学生へコメントをいただきたいと思います。
多くの学生や夢を追う学生とのコラボライブ。閲覧数が100人を超えることも。
今を生きる学生に
━━読者の中には、就活生が多くいますがひとことアドバイスをいただけますか?
もちろんです。まず、どんな時にも共通することではありますが、後悔をしないように進むことが最重要だと思います。親や友達に言われたから進むでは、振り返った時に後悔に繋がります。ここでの選択や行動は、今後の人生に関わってきます。だからこそ、後悔をしないように自分の信じた道を突き進んでほしいです。
━━後悔のない選択、これは就活生皆に当てはまりますね。最後に、近年急増している学生起業家や予備軍に向けてアドバイスいただけますか?
そうですね。今は、昔と違って起業が出来る土台があります。環境に恵まれているかもしれませんが、あくまで自分で選択をしていくことを心がけてください。起業家は、良くも悪くも世の中の職業の中で一番心身ともにアップダウンする職業です。これを前向きに楽しむことが重要です。皆で世の中を盛り上げていきましょう!
━━ありがとうございました!就活生、学生起業を目指す学生にも刺さるとても良いお話がお聞きできました。これで『急成長ベンチャー プラスワイズ・中川勇太社長に突撃! 起業のリアルに迫る【後半】』のインタビューは終わりです。中川社長ありがとうございました!
会社の庭でBBQ。多様性を認め合う風土のあるプライワイズが伺える。
(編集後記)急成長地方ベンチャー社長の起業のリアルに迫ってきましたが、想像を絶する苦労を経て今のプラスワイズがあることに納得しました。挑戦に億劫になっている学生の皆さんは勇気をもらったのではないでしょうか。中川社長自身のTikTokでも挑戦を続ける学生に向けて楽しく、学びある発信をしているので下記URLより、フォローしてみてください!
https://vt.tiktok.com/ZSe72GWqn/
今回は、中川社長の創業から将来展望までのリアルをまとめてきました。次回は、プラスワイズの既存事業、新規事業に迫ります!イケてる事業を連発しているとか、、見逃さないためにもnoteを始めとしたSNSのフォローをお願いします!
プラスワイズに興味を持った方へ
今月3/22(土)に中川社長が登壇するオンラインイベントがあります。
「ベンチャー企業プレインターンシップで周りと差をつけろ!vol.2」
日時:2022年3月22日(土)
時間:13:30~15:00(13:15より入室可能)
会場:Zoom(オンライン)
料金:無料
燕三条の商社から生まれ、様々な事業展開を図り、新潟イチの急成長を遂げてきた実績。採用に力を入れている中で行っている長期インターンの内容、そして実際にワークを経てプレインターン体験ができる!?
ご興味のある方は、お申し込みはこちら!
プラスワイズでは、23卒学生の新卒採用、長期インターンを募集していますのでご興味がありましたら公式HPよりご連絡ください。