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スポーツ選手は、ベンチプレスをやるべきか、腕立て伏せをやるべきか。

割引あり

ベンチプレスをやるか、腕立て伏せをやるか。それが問題だ。

ベンチプレスも腕立て伏せも、基本的には大胸筋や上腕三頭筋を鍛えるトレーニング種目ですので、トレーニングプログラムを考えるときにどちらを選ぶか悩むことがあると思います。

ボディビルダーらはベンチプレスがメインになると思いますが、スポーツ選手は必ずしもそうはならず、特に中高生のジュニア世代の選手の場合は、いろいろな面をみて選ぶ必要があります。

結論から言うと、私の場合、腕立て伏せを選ぶことが圧倒的に多いです。
その理由は以下の通りです。


腕立て伏せは体幹にも効く万能種目

まず腕立て伏せとベンチプレスの大きな違いは、トレーニング時の姿勢にあります。ご存知の通り、ベンチプレスはトレーニングベンチに仰向けに寝転がり、頭から臀部までをベンチに乗せて両足を床につけた状態で行います。
一方で腕立て伏せは両手を床につき、両足はつま先だけを床につけた状態となります。つまり体幹トレーニング種目であるプランクとほぼ同様の姿勢で行うことになります。

この違いは想像以上に大きく、スポーツ選手にとっては体幹と胸部や肩、腕の力発揮を連動させて行うことがパフォーマンスアップに繋がりますので、腕立て伏せに優位性があると考えています。
さらに腕立て伏せはバリエーションとして片足を挙げた状態で行なったり、トレーニングパートナーに足を持ってもらって行なったり、片膝を横に引き上げた形(スパイダー)で行なったりすることで、より体幹との連動性を高めることができます。

仰向けに寝た状態で行うベンチプレスでは、そういった連動性を向上させる効果は高くないと考えられます。(高重量を扱う際に腹圧を高める働きはあります)バーベルではなくダンベルを使い、ワンハンドで行うような種目であれば、体幹との連動性は高めることができますが、次の理由などからも腕立て伏せを選択することがほとんどです。

私が「腕立て伏せ推し」である最大の理由を次で述べます。

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