SNSがホームページの代わりにならない理由

2024年4月5日 10:54

こんにちは。Webディレクターの前田です。
突然ですが、あなたの会社・事業にはホームページがありますか？
実は近年、企業・店舗によっては「SNSだけ運用していてホームページは持っていない」というケースも少なくありません。

ですが、ここで気になるのが「はたしてSNSはホームページの代わりになるのか？」という点です。
それではさっそく、Webマーケティングの視点で深掘りしていきましょう。

1. SNSはホームページの代わりになるのか？

確かにSNSは、基本的な利用であれば費用がかからず操作の難易度も高くないことから、運用を始めやすい媒体です。
（運用にあたっての人的コストや広告出稿は別ですが…）

ですが、結論としてSNSはホームページの代わりになりません。

理由は様々ありますが、最も大きな理由としてはSNSとホームページそれぞれの「役割の違い」があります。

SNSは基本的に「広く知ってもらう」ための媒体であり、一方でホームページは「深く理解してもらう」ための媒体です。
媒体の特徴などもこの記事で詳しく解説していきますので、まずは大まかにこのような違いがあることを覚えていただくと良いかと思います。

それを踏まえて、SNSをホームページの代わりに使用するということはどういうことなのか見ていきましょう。
「知ってもらう」という“第一段階”はクリアできるものの、その先の「ブランド・商品・サービスへの理解・共感を得る」という点で効果を十分に発揮しきれずにいる状態なのです。

「SNSでこんなに発信しているのに購入・来店・問い合わせにつながらない…」という課題がある方は、ここが見直しポイントかもしれませんね。

「役割の違いは分かったけど、何か工夫すれば『深く理解してもらう』こともできるんじゃないの？」と思いますよね。
SNSの特徴を踏まえて、ホームページの代わりとすることが難しい理由を3つご紹介します。

SNSは投稿が即時に流れるため古い情報が埋もれやすく、他コンテンツとの競合も発生します。
ユーザーの行動・心理パターンとして「短時間で素早く情報を取得・消費する」傾向にあるため、ブランド・商品・サービスへの十分な理解を得ることが難しいと言えます。

SNSのコンテンツは検索エンジンに表示されにくく、ホームページほどSEO対策の効果が期待できません。

SNSのネックな特徴をお伝えしましたが、ここで長所についても理解することで、SNSとホームページの最適な使い分けが可能になりますので簡単にご紹介します。

SNSはブランドの認知度アップやコミュニケーションを重視する場合に効果的です。リアルタイムな情報発信やユーザーとの対話を通じて認知度を高め、フォロワーとの関係を構築します。

ホームページは詳細な情報提供やブランド理解を深めるケースに適しています。企業のビジョンや商品・サービス、企業情報などを掲載し、訪問者にブランド価値の理解・共感をしてもらうことができます。

SNSとホームページは「相互補完」の関係にあります。
SNSでブランドの認知度を高めた後、ホームページへ誘導して詳しい情報を提供することでブランド理解を深めることができます。
逆に、ホームページからSNSへのリンクや埋め込みを設置し、フォロワーとの関係を強化することも重要です。

いかがでしたか？
皆さんのSNS運用の見直しや、ホームページを持つことを考えるきっかけになれば幸いです。

私たちプラスジャムではホームページ制作だけでなく、SNS運用サポートやWebマーケティング支援まで幅広く行っていますので、お客様の課題に合わせた最適なプランのご提案が可能です。

「やっぱりホームページは必要なのかな…？」
「これからSNSでどういった運用をすれば良いのか分からない…」とお悩みの方はお気軽にコメント・ご相談ください！

✙

プラスジャムはWeb制作会社です。
ウェブサイト制作、システム開発、Webマーケティングなど、さまざまな課題解決やアイデアを具現化するWebソリューションを提案・提供しています。

noteでプラスジャムを見つけてくださった方は、お時間あればコーポレートサイトや他の記事もご覧いただければ幸いです。

＼コーポレートサイトはこちら／

＼関連記事はこちら／

［今回の記事担当］ディレクター　前田
2024年入社のWebディレクター。睡眠と散歩が好き。
Webマーケティングの発信を増やしていきます。