定期テスト対策にテストの過去問を使うか問題
定期テストの対策を
効果最大になるように試行錯誤を行っていますが
いつもそこで話題にのぼるのが
過去問を解かせるか否か
です。
個人的にはあまり好きではありません。
でも、何で嫌いなのかを考えたことがなかったので
諸事情あって時間があるので、ちょっと考えます。
私の場合は、厳密に言うと「過去問を利用して対策をしている」側です。
私が作成、配布している日々の教材や宿題には、これまでに集めたテストのエッセンスが詰め込まれています。
(そのまま使うことはまれ)
それに、最近の塾用教材って
「定期テストを分析して...」みたいな売りのものが
たくさん作られてますし(昔からかもしれないけど)
教科書準拠のテキスト何かも、広く言えば過去問教材
なにがなんでも過去問が嫌いなわけではなさそうです。
でも、一つだけ決めているのは、
過去問そのものを、テストと同じようにそのまま(多少の編集も含む)解かせることはやるまい
ということです。
これは、過去問を解かせることが
塾生にとって「同じ問題が出題される」とかんちがいしてとらえられることが嫌だから
です。
これだけやっておけば問題ないんだ!と
誤ったメッセージを送りたくない。
テスト対策と通常の授業、家庭学習と
さまざまな問題をいろいろなパターンで
どんなものでも対応してほしいという気持ちで
計画を作っているのに
「過去問だけくださいよ」みたいにださせてしまいそうなのが
強烈に嫌なのだろうと思います。
とはいえ、どのテストに対しても
テストの対策に過去問は必須だと思うので
テストの回収はやります。
その先生のクセもある程度研究します。
この辺りは、入試の分析に似ていますね。
ある高校の数学の先生は、共通テストを強く意識されているので
教科書の隅々まで解いておきなさい、と伝えますし。
ただ垂れ流すのは私自身の成長につながらないし
そんなかっこよいものでもなく
「楽しくない」ですからね。
さて、私は過去問そのものを推進派なのか否定派なのか
それは皆さまの判断に任せるということで。