ハーバード生とオンラインで交流!1日英語漬けのサマーキャンプ
こんにちは!
プラスワン教育 留学事業課の鈴木でございます🐧
今回は留学事業課でこの夏に行ったプログラムの一つを紹介していきます。
タイトルに「ハーバード」というビッグネームがありますが、私たちの提供するプログラムではなんと、、、
あの世界で名を馳せるハーバード大学の学生と交流することができます!!
例年は、これから紹介するものとは別でハーバード大学&MIT(マサチューセッツ工科大学)体験プログラムという、実際にアメリカのボストンにある現地へ訪問して、ハーバード・MITの研究者や大学生が行うそれぞれの専門分野についての講義を聴講したり、大学生とワークショップやパネルディスカッションで交流したりできる海外ツアーを出しています。残念ながら、コロナウイルス感染症が蔓延してから、渡航を伴うため海外ツアーは催行できておりません。。。。
しかしながら、コロナ禍でも「子ども達の学びの機会を守っていきたい」という思いがあったことから、留学事業課はオンラインを活用することで従来に近い形でプログラムを実現させました!
この夏のプログラムでは、5日間都内のホテルに宿泊し、4日間かけてアメリカ現地のハーバード生とオンラインで交流しました。一番の注目ポイントは、オンライン上でハーバード生が専門とする分野の講義を受けられる点です。扱う内容は大人でも難しく感じるものばかりですが、それを英語で議論していきます。授業だけではなく、ホームルームやパネルディスカッションでハーバード生と直接話す機会もたくさんあります。「なぜハーバード大学を選んだのか」や「どれくらい勉強したのか」等様々な質問をすることで、名門大学に通う海外の学生について知ることができます。
前置きが長くなりましたが、実際のプログラムの様子を写真で見ながらご紹介していこうと思います!!
1.事前学習
こちらはハーバード生の講義を受けるために事前学習をしている様子です。事前学習教材の「スタディガイド」に沿って、各講義のテーマについて理解を深めていきます。難しい英単語の意味を確認し、事前に課されている質問についてクラスで話し合いながら、自分の意見を英語でまとめていきます。こちらの授業は国内の国際系名門大学に通う大学生が指導します。今回は東京大学をはじめ、早稲田大学国際教養学部、慶應大学SFC、ICU、東京外国語大学の講師の方々に協力してもらいました。国内大学生講師が事前準備の授業を行うことで、ハーバード生の講義中でも生徒が積極的に発言できるように備えます。日本語だとしても自分の意見を出すことが難しいくらい深い話題について考えるので、国内大学生講師への質問が多く、生徒間でのディスカッションも盛り上がりました。
2.ハーバード生講義
ハーバード生の授業はZoomで行われます。ハーバード生講師1人につき3~6名の生徒でクラスを編成します。少人数のクラスだからこそ、生徒一人ひとりに多くの発言の機会があり、授業中は自分の意見を発信したり、質問をしたり、主体的に参加することが期待されます。そのため、事前学習では「自分の意見」を「自分で」言えるように練習を繰り返していきます。それでもハーバード生は掘り下げて質問をしてくるため、すべてにスムーズに答えるのは簡単ではありません。どんな生徒でも積極的に授業に参加できるように、私たちのプログラムでは、授業中は国内の国際系名門大学生が隣にいて、英語での質問の意味が分からなかったり、自分の意見をすぐ英語に変換できなかった場合は、彼らがすかさずサポートに入ります。すぐ質問できる人がそばにいるからこそ、参加生徒は安心感をもって授業を受けることができたようです。下記に今回のハーバード生が扱ったケーススタディの一部を紹介します。「”Utilitarianism”(=功利主義)の考えに従うと、政府の考え方は正しいか」というものです。興味がある方はぜひ考えてみてください(^^)
3.海外進学セミナー
ハーバード生の講義以外に「海外進学セミナー」があります。ハーバード大学はアメリカの大学なので、アメリカ留学の専門家の方を招待して、アメリカで学ぶメリットや必要な条件について説明してもらいました。このセミナーを聞いた後、生徒たちの中から「アメリカに留学したい」や「考えていなかったけどアメリカに進学するのもあり」と言ってくれる子もいました。今回のプログラムで1つ重要なことは、「様々な可能性を知ること」です。特に日本以外で勉強することを考えたこともない生徒にとっては、自分の将来の可能性を広げるという意味で有意義な時間になったのではないでしょうか。
4.国内進学セミナー
また、今回のキャンプでは国内の国際系名門大学生の方たちが自身の大学についてのセミナーを行いました。今回協力してくれたのは、東京大学・早稲田大学国際教養学部・慶應大学SFC・ICU・東京外国語大学・上智大学英語学科の講師の方々です。まず自分が海外に進学したいのか、国内で進学したいのか、知識がなければ決めることができません。生徒たちに海外と国内の両方の情報を吸収してもらって、最終的に自分に合っているのはどちらなのかを考えてもらうためにこちらのセミナーを実施しました。セミナーでは、大学の特徴や教育システム、具体的な授業の紹介等について発表されました。今まで自分がその大学に対して持っていたイメージと違う、意外な点も多かったようで、「~大学に行きたい!」「〜大学についてもっと知りたい」と興味を持ってくれる生徒が多かったです。実際に大学受験が迫っている高校生の生徒で、セミナーやセミナー外で大学生講師の方に質問をしている姿もありました。
5. プレゼンテーション
キャンプ最終日は、オンライン上のハーバード生の前で英語のプレゼンを行います。今回はハーバード生講師の授業で自分が学んだことや感じたことについてプレゼンをしてもらいました。ハーバード生講師と国内大学生講師のサポートを受けながら、プレゼンの資料作成からプレゼンの内容を考え練習するところまで経験してもらいました。初めは「みんなの前で話すのは緊張する」「資料作成がうまくできない」というネガティブな声も出ていました。しかし、練習を重ねるにつれて、「最後まで頑張る!」「しっかりプレゼンをして最後を締めくくりたい」「プレゼンが楽しみ」と言ってくれるようになりました。このプレゼンはハーバード生講師が一人ひとりコメントをくれ、発表の内容・話し方・資料等様々な視点からフィードバックをもらうことができます。どの生徒も、それぞれ英語能力は違いますが、学んだことや感じたことを「自分の言葉」で表現することができていました。
6. 参加生徒の感想
最後に参加生徒が毎日書いてくれた振り返りの内容をご紹介いたします。
Nくん
緊張したが英語で伝えたいことを伝えることが出来たので嬉しかったです。明日も英語で上手く伝えられるように努力する。
Sくん
今日は初めてハーバード大学の先生と会話した。ひとつのことの本質を捉えて説明してくれたので納得して聞くことができました。自分の意見を日本語で考えることはできますが、そこから上手い英語に直すことができませんでした。だから明日は日本の大学生講師に相談して、出来るだけ自分で意見を英語でつくってみたいです。
Kくん
ハーバード生の授業が独特でとても聞いていて面白かった。明日はもっと質問できるように英語に自信をつける。
Yさん
今日は昨日よりも積極的に話せたと思います。メンターたちの話もたくさん聞き取れました。明日は質問を沢山したいと思います。
Iくん
明日はオンラインキャンプの最終仕上げだから、できるだけ後で振り返ってよい時間だ、本当に人生で経験してよかったと思えるような時間にするために、ちゃんと明日プレゼンの準備をして頑張りたいです。
TくんI talked with mentors very actively and it was very good that I can review what we learned from each mentors. (ハーバード生と積極的に話しました。また話の中でそれぞれのハーバード生から学んだ内容を振り返ることができてとても良かったです。)
最後までお読みいただきましてありがとうございます。こちらでハーバードオンラインサマーキャンプのプログラム紹介は以上です。弊社の国際プログラムにご興味がある方は下記のお問合せ先にご連絡いただければ、ご対応させていただきます。
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