本から投資の知識を学びたい方へ。お勧め本 その5 【投資信託】
お勧め本:はじめての人のための3,000円投資生活
著者:横山 光昭
初版出版: 2016年7月7日
当面日本経済は先行き不透明。経済がうまく動かないと、一人一人の収入は徐々に不安定になるかもしれません。そんな今だからこそ、投資に目をむけたいという方も多いのではないでしょうか。
この本は毎月3,000円をいくつかの投資信託を購入して、長期的に資産を作っていく方法が書かれています。
筆者のお勧めは次の2つのパターンの投資信託です。
バランス型投資信託
手数料はやや高いが、日本や外国の株式や債券をバランスよく投資してある商品。
お勧め投信例:
世界経済インデックスファンド(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
eMAXIS バランス 8資産均等型 (三菱UFJ国際投信)
インデックスファンド
手数料が低め。リスクも低めとされている商品。
市場の動向を示す指標や指数と連動することを目指して運用される商品。市場全体の株価が上がればインデックスファンドの価値も上がり、市場全体の株価が下がれば、インデックスファンドの価値もさがります。
お勧め投信例:
国内株式 ニッセイTOPIXインデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)
外国株式 ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)
また、インデックスファンドも国内株式・外国株式・国内債券・外国債券といった投資先がことなる商品を購入することがお勧め。特に株式市場と債券市場は反対の値動きをするので、どちらかが下がったらどちらかが上がるので、リスクを軽減できます。
(どちらも2016年における著者のお勧めです。実際に投資される際はご自身でよくご検討ください。)
また、この本には手数料がおやすいネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券等)の紹介や口座の種類も説明されています。
私から何か付け加えてアドバイスをさせていただくとしたら、月3,000円を投資用に生み出すには、こんな方法はいかがでしょう?
・服やバッグはメルカリやヤフオクなどで買う。(1年間つかわなかったものは売る。)
・本は特別に読みたい新刊以外は、図書館で借りるようにする。
・飲み会はリモートに切り替える。
・外食は極力控える。いつもと違った食事をしたい時は、デリバリーを頼んでみる。
・カフェに行く代わりに、公園で持参したコーヒーを飲む。
外食や旅行が難しい時期は、外に出られないストレスさえうまくコントロールできれば、投資にお金をまわしやすい時期なのかもしれません。
無理のない範囲で楽しんでみましょう!世界は様々な投資方法であふれています!