一生嘘をつき続ける人生「30代から始める認知症対策@統合失調症で17年 part13」
ゴールデンウィークです。
1人になりたいゴールデンウィーク。
なぜ1人になりたいかって、この病気は脳に大量の情報が入ってくるせいでいつも疲れてしまってるんですね。平日の疲れをとりたいゴールデンウィーク。
でも見た目は病気かどうかわかりにくい。普通の人だと思われる。
だから遊びに誘ってくる人が多いんだけど、私は1週間に1人の人しか遊べないかも。疲れちゃうから。
だからなんやかんやで嘘を友達についているかもしれない。
今週は他の友達と遊ぶ予定があるから。
体調が悪いから。
親戚が家に来るから。
仕事が入ってしまったから。等々。
ただ、1人でいたいだけなんです。じゃないとメンタルも体力も持ちません。
このせいで過去の好きだった人にも嘘をつき続けていたなと思い出します。
誘いを断り続けると誤解されます。好きじゃないんだろうと。
好きなんですよ。ただ病気なだけです。その病気を告白することは一生ないだろうけど。
それで誤解されても仕方ないと思っています。関係が進展するほうが社会にとっては迷惑です。子どもなんかできちゃったら特にそう。
自分の面倒も見れないのに子どもなんか望めない。
だから別れる未来のほうがありがたいんですよね。
そんな若い時代を思い出した。ゴールデンウィークは暇だから。余計なことを思い出します。
自分の病気のことは家族と兄弟、親友、親戚と行政職員と病院関係の人しか知りません。それ以外に仲良くなる人も多いんだけど、その人たちとはずーっと嘘をつき続けるいびつな関係なんだろうな。
でもたぶんそれでいい。
人の中身なんて病気じゃなくても知りようがないし知らなくていい。
そのとき、その一瞬、お互い優しくできればいい。
嘘をついて断るのも、ほんとうの自分を見せたくないから。見せたくない人こそ、好きな人なんだ。
認知症にならないために、病気になった原因〜現在までをコミックエッセイにしています。イラストを描くことで脳が少し回復したように思います。
4月中に10話を完成させる予定でしたができませんでした。イラストはなかなか難しいです。