日本の物語#7: 「ナシ婚」がトレンド

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みなさま、こんにちは。 今回は「ナシ婚」について取り上げてみたいと思います。

「ナシ婚」? 聞いたことがない? と、思われてもそれは自然です。21世紀前には聞いたこともない日本語の単語だったはずなので...ただ、意味は想像できるのではないかと思います。

「ナシ婚」:以前からあったものの、コロナ後に特に顕著になった形態です。 内容はズバリ「結婚の際に、結婚披露宴を行わず、役所に婚姻届を提出するだけで済ませるもの」です。

ラテン&アジア圏以外の国の在住の方には、なーんだ、そんなの当たり前じゃない? と思われたかもしれませんね。そうです、日本人もこんなところは「いままで、かなりアジア思考」でした。¥を払って第三者に結婚式に参加してもらい、見栄をはってどうするのですか? 笑。

でも、今回のコロナ騒動で違った意味で「脱亜(?)」です。特に、最近の若者は。

「ナシ婚増加の背景」:経済的事情、セレモニーなどが苦手、再婚、結婚準備が面倒、結婚式以外で¥を使いたい、コロナの影響でそもそも式が挙げられない(式に親戚などを呼べない)

もっともな理由ばかりです。自分の血縁でさえ関係が希薄な今、「ナシ婚」は今後とも増加するでしょう。

恐らく、平成生まれの方の時代には「葬式」すらなくなるでしょう。知人で昭和生まれなのですが、既に「自分の親が亡くなっても、葬式」をだしていません。

もっとも、「アジアの冠婚葬祭って、派手かもしれません」が意味がない気がします。これからはもっと、違うところに¥を使うべきではないかと思います。

なお「ナシ婚」だからといって、喧嘩した後に「無痕」とは思わない方が良いですね。「痕」は残りますよ、くっきりと...

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