【雜記】2024年に読んでよかったWebコミック3作を振り返る
はじめに
今日も弊noteをお読みいただきありがとうございます。早速ですがWebコミックは読まれますか?
わたしはよく読みます。Webコミックダイスキ。定期的に更新されるのもうれしく、心の保湿に一役買っています。
さて、本記事では、わたしが2024年に読んでよかった作品を断腸の思いで3作(+1)に絞り、作品へのリンクとともに紹介します。
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放課後ひみつクラブ
完結済。穏やかだけどどこかSFでサスペンス、やっぱりほっこり。心が暖かくなる漫画です。
蟻ヶ崎さんと猫田くんのやり取りをずっと見ていたい。もっとヒミツをミッケしてほしい。ふたりの関係性も素敵。
火曜日の癒しであり、もっと読まれてほしいなと思ってわたし、毎週爆いいねしていました。
ダウナーお姉さんは遊びたい
2024年10月21日、週刊コロコロコミックの開始とともに彗星のごとく現れた少年呼びのお姉さん。
すみません。わたし、最初は二次創作だと思っていました。公式とは思わず。いやはやなんというか、色々な意味で業が深い作品…!
劇中ではベイブレードやデュエルマスターズ、イナズマイレブンなどが取り上げられます。どうも最近このあたりを狙い撃ちされているような?シルバーのゲームボーイアドバンスSPにあこがれて、ムシキングとラブandベリーで育った世代。そこにはいつもコロコロがあった。そう、あなたのことです(誰に向かって喋っているんですか!?)。
複数のおもちゃメーカーと漫画のメディアミックスというマーケティング的な側面からも面白いのですが、紹介されるおもちゃには再販されていないものもあり(現行のものもありますが)、かつての少年少女たちは行き場のない懐かしさと札束を胸に重ねた年齢を意識するのです。お金を、使わせて欲しい。
霧尾ファンクラブ
完結済。ギャグとシリアスが巧みに織り交ぜられ、その変調はクイーンの『キラー・クイーン』よりも激しい。予測不可能のストーリーに読者は身を任せるしかないが、それが心地よく、次々とページをめくりたくなる。読了後は春の野のごとく爽やかな風が心に吹いている。青春ラプソディ、重版出来の快作!!!
『涙なめなめ、ソング』、もう涙なしでは聴けません。
連載当初から読んでます。ただ表立って最高!とは呟いたりしてはいなくて、草葉の陰からひっそりと。その心は星羅マネージャーと同じ。古参アピではないですよ?ただ、オタクとして遠目から見ているだけでいいのかという葛藤もあり、応援というのも烏滸がましいですがnoteに投稿することで一人でも読者が増えたらなんだかうれしいなと思って記事を書いています(早口)。なお、上のリンクから1〜3話まで無料で読めます。
ぽんちゃん先生新規絵ありがとうございます🙏🙏🙏
〜地球のお魚ぽんちゃん先生へ〜
『一線こせないカテキョと生徒』とかオモコロの『サボり先輩』とかも読んでますTwitter(現X)の投稿も毎回楽しみにしてます全部いいねつけてます(恐怖)さて『霧尾ファンクラブ』の最終回すごく、すごく最高でした泣きました報われて本当に嬉しかったです(泣)。登場人物に感情移入しまくりましたありがとうございます連載お疲れ様でした!!!スピンオフも更新と同時に拝読していますありがとうございます寒い日が続きますがお身体にお気をつけてお過ごしください(早口)。
【番外編】ハンサムマストダイ
2023年の作品ですが、記憶に残って離れません。
レインボーアップルドラゴン白發中といえばこの作品。ご存知ない?ならば読みましょう!
斬新な作品の多いジャンプ+の中でも異彩を放っており、わたしははじめ食わず嫌いをしていたのですが読んでみたらめちゃくちゃ面白かった。小綺麗な言葉ではなくほんとうにめちゃくちゃ笑った。作中はハイテンションギャグがずっと続くので、読み終わるといつも少し元気が出ました。それから唐突でディープなガンダムネタにも。『ハンサムマストダイ』は、当時のわたしの楽しみであり糧だったのです。ありがとう、アストラ芦魔先生!!!
おわりに
本記事では、わたしが2024年に読んでよかった作品を断腸の思いで3作(+1)に絞り、作品へのリンクとともに紹介しました。
『放課後ひみつクラブ』も『霧尾ファンクラブ』も学園モノで、随所に見られるギャグが楽しい。「推し」が人口に膾炙したいま、推すことを客観視して顧みることができるのかもしれません。
『ダウナーお姉さんは遊びたい』はまた少し趣が変わりますが、時代が下って生まれる作品もあるわけで。
『霧尾ファンクラブ』と『ハンサムマストダイ』にはナンセンス・ギャグという点で一脈相通ずるものがあり、『コジコジ』やYMOのスネークマンショーに近いものを感じました。
来年はどんな作品が生まれるでしょう?漫画を描くことの大変さに敬意を表しつつ、楽しみに待とうと思います。