『晴れ間が見えて』
折れた枝が
脚に纏わりつく
置いて行かないでって
そんな思いは
させたことはなく
みるみる黒い雲に変わり
霙に打たれて
痛いって言って
フードを目深に被り
想いが届いたのか
晴れ間が見えて
今日という日が
あっと言う間に過ぎていった
寒さに悴む手を
ポケットに入れたまま
さようならも告げずに
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