『準備をして待つ間に』

ちょこまかと動きまくる

それは丸で

せっせと蜜を運ぶ蜂のように

段差を乗って降りて繰り返す

小さな鳥のように

いくつもの雲のテーブル

要人でも迎え入れる

パーティーでも開かれる

壮大なスケールで展開される

青い大空の想い抱き

下なのか上なのかはさておき

今なのか先で充分賄えるのか

もう一度だけ熟慮してみる

大空の想いに応えるため

虫たちの気持ち勘考してみる

脇役に徹するって言う人を敬い

ホスピタリティの核を携行して

ほんのり温かさを感じながら

テーブルの上でふわふわと舞い

待人が来るまで踊り続けよう

心が冷めないように