プログラミングは単純!たった3つの基本的処理を覚えてプログラム脳を手に入れよう!
皆さんこんにちは☀PLEN Roboticsインターン生の鈴木です!
いかがお過ごしでしょうか?何事もまずは基本から、ということで今回はプログラムの基本構造について学んでいきましょう!
◯プログラミングとは
コンピュータは、指示されたことをやるだけの機械です。意図した通りの結果を得るためには正しく命令をする必要があります。
その命令のことをプログラムと言い、その命令を作ることをプログラミングと言います!
プログラミングの本質とは、人間の作った命令を機械に分かる形で伝え、人間の能力以上の仕事を機械にさせることです。
しかしプログラミングで出来ることは意外にも限られているんです。
◯コンピュータは何ができる?
そもそも、コンピュータが出来ることにはすごく限りがあります。
具体的に言うと、入力、演算、出力。この3つしか出来ません。
しかしこれらを組み合わせることで色々なものが作れるようになります!
例えばWebサイト、Webアプリ、スマホアプリ、システム、人工知能、ゲームなど!
◯単純なプログラミング言語
ここで登場するのがプログラミング言語。プログラミングをするために必要なんです。
でもこう思ってませんか?
\\プログラミングって難しそうでとっつきにくい..!//
もちろんプログラミングには向き、不向きはあります。
でも例えば英語には、「SVOC基本の5文型」と呼ばれる主語(Subject)、述語(Verb)、目的語(Object)、補語(Complement)からなる基本的な文系が5つありますよね。(SV、SVC、SVO、SVOO、SVOC)
しかしプログラミング言語には『動詞+目的語』という1文型しかありません。(つまり「VO」のみ)
例えばPythonで
またJavaScriptでは、
となりますね。
冒頭でも言ったように、コンピュータは自分では何も考えられません。言われたことを実行しているだけなので、必然的に文法も単純になります。
どうですか?文型がひとつしかないプログラミング言語、英語や日本語なんかよりずっと簡単だと思いませんか?
ここまでが文法の話。
次はプログラミングの処理について見ていきましょう!
◯プログラムの基本構造
実はプログラミングはたった3つの処理で構成されています。
1.逐次処理(Sequence)
2.反復処理(Loop)
3.条件分岐処理(If,then)
上からひとつずつ見ていきましょう。
◯逐次処理
逐次処理は、あらかじめ決められた順番で処理を行うことを意味します。
順次実行と言ったりもします。
例えば、ロボットにボールを蹴らしたいときには
のように上からひとつずつ順番に実行していく処理、これが逐次処理です!
また基本的にプログラムは先に実行したい処理を上から順番に書いていきます。これが最も基本的な構造ですね。
◯反復処理
次に反復処理。ループとも言います。
その名の通り、命令をループさせ同じ動作を繰り返す処理のことです。
例えば二足歩行ロボットの右足と左足を交互に前に出す命令など。
反復させることで歩くことが出来ます。
◯条件分岐処理
最後に条件分岐処理。これは条件によって処理を変えることです。
例えば、
のように「もし〇〇であれば△△」といった具合です。
他にも、午前中であれば「おはよう」、午後であれば「こんにちは」、夜であれば「こんばんは」のようなものも条件分岐ですね。
そして、これらのプログラミングの処理を可視化するとフローチャートが出来上がります。
あなたも学校で習った覚えがあるのではないでしょうか(^^)/?
このフローチャートを頭でイメージできると効率的に作業できるようになります!
ここまで単純化してお話しましたが、実際のプログラムは大規模で複雑なものです。
◯サブルーチン
ここまでで説明した3つの基本構造で書かれたプログラムが特定の処理や機能を持っているとすると、それをひとつの塊として定義します。これをサブルーチンと言います。ルーチンと言ったりもします。
そしてプログラムはサブルーチンの複合体とデータから構成されています。
このようにプログラムは単純な処理をたくさん組み合わせて複雑にしていくものなんです。
今回の記事は以上です!いかがでしたか?
一見難しそうだったプログラムをなんとなくイメージできるようになりましたか?基本構造が分かった方、お次はプログラミング言語について勉強してみるのはどうでしょう!?
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