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考えがちな内向型とは①

私なりに内向型の定義・特徴をまとめてみた

内向型の概念に出会って救われた20代女性。
生きやすくするため実践中ですが、関連書籍の読書メモと自分の考えを
まとめてみます。
考え込みやすく悩みがちな人の参考になれば幸いです。

昔から悩みやすい性格だと思っていますが、特に社会人になってから仕事が苦手で、悩み散らかしてストレス溜めています。
最近よく聞くHSPは近いようで、自分には当てはまらない・なんとなく違うと感じていました。
内向型という言葉を知ったのは確かネット記事を読んだ時。
気になって内向型で書籍検索して読んでみたら…これは自分のことだと
すごく納得しました。前から自分はこういうタイプだなと感じていたことがすーっと腹落ちした感じ。
内向型やHSPに限らず、多様な価値観があることがもっと社会に広まれば
良いなと考える今日この頃です。

【内向型とは】
内向型とは、人間の性質の1つ。反対は外向型。
内向型と外向型は優劣があるものではなく、性格や価値観の違い。
興味のベクトルで比較すると、それぞれ以下のように向いている方向が
異なります。
 ・内向型→自分の内側(感覚・感情・思考など)
 ・外向型→外側で起きている出来事・他人

簡易的な内向型診断だと、例えば以下のような項目に当てはまるタイプが
内向型です。
・一人か少人数で過ごすのが好き
・じっくり考えてから話す
・慎重に行動する
・うるさい場所や刺激が苦手
・意外と頑固で、外部からの意見に左右されにくい
・のんびり過ごすことが好き
・楽しくても人と会うと疲れる

反対に外向型はアクティブで、大人数が苦ではないようなタイプです。
一人の人の中に内向性と外向性は共存しており、どちら側に寄っているかで判断します。また内向的な人も、気の置けない人と過ごすときや興味のあることには外向的になることがあります。
外向型との違いは別の記事でまとめます。

【先天性】
後天的な影響も受けますが、下記のような先天的な特性があります。
①脳の神経回路が長い
・思考や感情といった内的な活動が盛ん
・情報処理が複雑・多角的になるため、レスポンスに時間がかかる
⇒外向型に比べると決断のスピードは時間がかかりますが、熟考して多角的
 に検討し考察力を発揮します。
 思考が遅いわけではなく、脳の情報処理が複雑なため、考えることが多い
 のです。

②ドーパミン感受性が高い
・外部からの刺激によるストレスを受けやすい
⇒人とのコミュニケーションや新しい状況による影響を受けやすく、
 エネルギーが減りやすい傾向があります。
 音や光、カフェインやアルコールなどの刺激が気になる人もいます。

③副交感神経が優位
・冷静に判断できる
・落ち着いて見える
⇒外向型より感情の起伏が落ち着いている傾向があり、緊急時にも冷静に
 対処できることが多いです。

考えるのに時間がかかる、疲れやすいというと脳や体の機能に問題があると思われがちですが、決してそうではありません。
会社組織は外向性を求めるところがありますが、外向型になろうとする必要はなく、外向型とは異なる強みの生かし方があります。
内向型の特徴について、「内向型とは②」に続きます。

【参考書籍】
内向型人間だからうまくいく (祥伝社新書)  – 2020/2/1
カミノユウキ

もう内向型は組織で働かなくてもいい
「考えすぎるあなた」を直さず活かす5ステップ(世界文化社) – 2020/3/11

堤 ゆかり


 



 


 




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