5年後、10年後を見据えて、農家は今、どういう手を打つべきか、考える場に。
私たち『(株)Playest JAPAN』は、農業と食に関する交流の場もつくっています。
2018年、2019年と2年にわたって、『山梨ファーマーズフォーラム』というイベントを企画・開催しました。
農林水産省や『(株)マイナビ』からゲストをお招きし、農業と食に関する情報交換とビジネスマッチングの場として、交流を楽しんでいただきました。
2020年のフォーラムは、趣向を変えて開催します。
テーマは「海外の先進農業技術を知り、今すべきことを考えよう」というものです。
ゲスト講師は、拓殖大学国際学部の竹下正哲教授(農学博士)です。
竹下教授は、ICT農業先進国と言われ、世界有数の農産品輸出国であるイスラエルの農業に詳しく、収量を効率的に高めるための栽培技術を研究されています。
2019年に筑摩書房から『日本を救う未来の農業 ──イスラエルに学ぶICT農法』(ちくま新書)を出版されました。
竹下教授は、『Playest JAPAN』がプロデューサー兼アドバイザーを務める「内閣府の地方と東京圏の大学生対流促進事業・『ハタチの畑』プロジェクト」の責任者で、2020年度からは『Playest JAPAN』と共同で、ぶどうの生産性向上に向けた栽培実験も始める予定です。
竹下教授が目指していらっしゃるものは、「農業のトヨタ化」とでもいうものです。
トヨタのプリウスのように、高品質かつ普及価格の農産品を効率よく生産しよう。
そして世界市場にも売って出て、貿易自由化に立ち向かおうという問題意識です。
貿易自由化とICT農業。
5年後、10年後を見据えて、農家は今、何を考え、どういう手を打つべきか。
今回のフォーラムで、みなさんと考えを深めていきたいです。
フォーラムの概要は以下のとおりです。
開催日時:2020年2月29日(土)17時30分
会場:山梨県立図書館(甲府駅北口出てすぐ)
受講料:5000円
「農業を未来へつなぐ」ために、『Playest JAPAN』も世界市場を視野に入れています。
そのためのパートナーシップも結びつつあります。
農業の新しい価値を、仲間となってくださるみなさんと探し続けていきます。