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2024.8.18. プレイバック・シアター1Day(研究生日誌/ゆきの)

面白いワークがあった。
二人ずつペアになり向かい合って座る。最初はその二人でどちらがリードするでもなく、相手の呼吸を感じながら同じ動きをする。どちらともなく少しずつ動きを変化させていく。ミラーリングに少し似た感じだ。

今度はペア二組がそれぞれ交差するように座る。四人が十字に座っているような感じ。それぞれ向かい合った自分のペアと、先程と同様に同じ動きをする。その時、十字にいっしょに座っているもう一つのペアの動きも当然視界に入ってくるが、動きはそちらに引きずられないように。でもなんとなく意識はして。

この四人のグループが5つできていた。

1つ目のグループ。
コンダクターである羽地さんは、テーマになる言葉をほかのグループから募る。
夏の思い出と言えば? ー 花火
花火と言えば? ー 恋
「夏の思い出・花火・恋」をイメージしながら、四人が椅子に座って上半身や足を動かし表現する。

そうすると、花火が上がるような動作だったり、大きな花が咲くような動きだったり、両手でハートを作ったり。動作が2通りあるので、見ていて複雑で広がりのある動きに見えるが、二人ずつが同じ動きなのでテーマとしてのまとまりがある。表現の花がそこに咲いているようにも見える。

向かい合った二人が同じ動きをする

2つ目、3つ目のグループと進んでいくが、羽地さんはテーマを単語3つから、だんだん夏の思い出の物語を募るようにしていった。その物語に題名をつけて四人がストーリーを表現する。それはまるで無声映画でも観ているようだった。観ながらどんどん引き込まれていく。演じている方も動きに強弱がついたり二人ずつが影響し合ったりして、またさらに表現が豊かになっていく。

表現の花から、もうこれはほぼプレイバック・シアターなのでは?と思うほどだった。


プレイバック・シアター1Dayのあと、ラボスタッフがその感想を語ってるラジオです。


羽地朝和プレイバック・シアター1Day 詳細/お申込み はこちら




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