「スノーボードの誕生」を読む

2022/01/27(Thur.)

 本屋で「スノーボードの誕生」という本を偶然見つけたので、秋田での滞在制作中の休憩時間に読んでいました。最近取り組んでいる滑琴の活動ではスケートボードをモチーフにしており、これまでスケートボードについて調べていましたが、スケートボードの親類であるスノーボードやスキー、サーフィンについて調べてきませんでした。そこで冬のスケートボーディングの参考になるかもしれないと考え、スノーボードの本を読み始めました。
 本を読み終えると、スノーボード開発の歴史には重要な開発者が数名おり、彼らの切磋琢磨するようすや突然変異的にアイデアが現れる様子を見ていて、エレキギターの歴史観に似ているように感じました。最初の一歩を踏み出したパイオニアがおり、それを追い抜くようにアップデートしていくエンジニアがいて、プレイヤーも巻き込みながら商業的な流れを作ってユースカルチャーへと育っていく。そんな流れです。
 僕の滑琴もまだまだ黎明期だと思うので、これから関係者を巻き込んで厚みのある活動に育てていきたいものです。本自体はスノーボードの歴史やスキーとの違いが端的に述べられており、入門書として大変読みやすかったです。

▲スノーボードの誕生 なぜひとは横向きに滑るのか

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