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果報は寝て待て
明日は事例研究発表会。
月末が近づいているので勤怠締めの作業とか、PJの準備とか仕事は溜まっているものの、気がそぞろで手に付かず。
そして胃が痛い。
自分が発表するわけではないのだが、応援する方もそれくらい緊張するんだよね。
で、コロナ渦で現場が地獄と化していた間、デスクワークだった人たちに内容を真似されたりすることも、いちいち神経に触る。あちらはブラッシュアップする時間が山ほどあったわけだから。
数年前からひしひしと感じていたことが表面化して来る。悪い面や醜い面を見ないようにし続けて来たけれど、普段何もしていないのに現場の介護の方々がやったことを自分の手柄にしようとする神経は、やっぱり醜い。その醜さは顔や表情に出る。
ネガティブなことでも、自分の感覚を信じて行くことにした。あれ?おかしいなあという感覚から目を背けないようにしよう。そこにあるものは、あるのだから。
また一方で、人はそんな面ばかりじゃない。同じ人間の内側に暖かい部分もある。正しい部分もある。ただ、今後は、いちいち人の醜さに触れたからと言って傷つく必要はないと思う。
***
夕方、暮れなずむ町を、Kちゃんと手を繋いでとんかつを買いに行った。その小さなお店のとんかつを。
4年前?5年前?
小さな挑戦から大きな挑戦まで、とにかく勝負事の前には、そこのとんかつを食べて来た。
今日も美味しかった。
胃が痛いのに、とんかつ食べちゃった。
入職した頃、パワポも触ったことすらなかった私。初年度、まだ私が主任の頃、出場するのを嫌がっていた事例研。
色んな思い出がフラッシュバックする。私も一緒に成長させて貰った。
この数年間のこと、一生忘れない。
もはや、本選で受賞する云々ではなくて、紛れもなくうちの介護の子たちがチャンピオンだと胸を張って言える。
嫌々続けて来たことばかりと思いきや、振り返ると、私に仕事を授けてくれた法人や現場の皆に感謝しかない。
ああ、でも、緊張するなあ。